Blog大草直子の毎日AMARC
私は、昔からとにかく子供に好かれる。年頃の息子達との関係も、朝晩欠かさず私にハグとキスをしてくれ、何でも悩みを話すところを見ると良好だと思うし、甥や姪、その友達、そして陸上でコーチをしていた子達にとっても「一番大好きな叔母」だし、「一番話しやすいコーチ」なのです。
先日、19歳の甥と話していた時に、「俺たちの抱えている問題は、忘れ去られてしまったりする。でもようちゃん(私のニックネーム)は、忘れない。諦めない。そして、そこにあるのは愛なんだよね。」と言われ、もちろん私は号泣(笑)。でも、気づいたんです。本当にそれが私。逆に、その癖が強すぎて、人の問題を自分の問題として背負い過ぎてしまうということで何年も悩み続けた時期があるくらい。私を慕ってくれる子供達に聞くと、私は聞き上手でアドバイス上手らしい。そして、そのアドバイスは決して上から物をいう感じではなくて、心にスッと入ってくる、とのことでした。
「共感力」
これに尽きると思うのです。子供も大人もみんな、自分に共感してくれる人、自分を理解してくれる人を求めている。それは、承認欲求とも違う。みんなそうやって他者から「愛」を感じたいのです。
今あなたが誰か愛する人との関係で悩んでいるとしたら、共感力を高める練習をしてみてください。言いたいことが山ほどあるのはわかる。でもまず、共感する。人は否定されると心のドアを閉じ、共感されることでそのドアを開ける。厳しいアドバイスをしなくてはいけない時ももちろんあります。でも、最初のステップは共感してあげることだなと、私は思うのです。
Profile
Yoko Concepcion Okusa
2011年からマウイ島、オアフ島でプエルトリコ系アメリカ人の夫と、男の子2人の子供たちと大自然に触れながら暮らす。AMARCを主宰する、大草直子の実妹。2020年にカリフォルニアに移り、今はサンディエゴ在住。2014年から、その人に必要な天然石やチャームをカスタマイズして作るお守りアクセサリー「4L(フォーエル)」を始める。今は4Lを展開しながら、クライアントとその人のハイヤースピリットと対話する「ハートを開くセッション」を開始。今後オンラインセミナーなども予定している。
Instagram:@4l_amulets_hawaii_