Blog 大草直子の毎日AMARC

ドレスを着ない「ドレスアップ」。
そのコツはシャツにあり!

誕生日パーティや海外のワイナリーのお披露目会など。9月は、お呼ばれが多くて。その時のドレスコードは「スマートカジュアル」や「カジュアルドレスアップ」など、ちょっとよくわからない「???なフレーズ」が並びます。カジュアルなのにスマートで、ドレスアップなのにカジュアル??? 難しいですよね……。でも、このドレスコードが、実は一番好き(笑)! 大体、こういうシーンだと、黒のワンピース一択になりがちなところを、形容詞が2つくっついているんですもの。イコール「コーディネートができる」ということ。ブランドやテイスト、あとは新旧みたいなことを横に置いて、1つ1つのアイテムを組み合わせていきます。

具体的な例をご紹介しますね。まずは、ブルガリホテルのバンケットホールで行われた、イタリア・アブルッツォ州ワイン×ピアーヴェチーズPDOのペアリングイベント。キーワードは、イタリア、ワイン、ブルガリホテル。着席のディナーでもあったので、それも計算。そして、実はとっても大事なのが、「上着のあるなし」。9月のはじめだったのですが、まだまだ暑い日が続いていて、きっと室内は冷房がキンキンに効いている。なので、白シャツを選びました。

高密度に編立てられた、「THE STORE by’C」のきれいな1枚。カフスも長く、そして太目なので、仕事顔ではなく、確実によそゆき顔。胸のポケットでカジュアルに傾きますが、それは、合わせるボトムスかな、と選んだのはフランスのブランド、「ラバンヌ」のレーススカート。マーメイドシルエットのこの1枚、太もも半分くらいまでは黒のストレッチ素材なのですが、それより下はレースで。素肌が結構見える。薄い15デニールくらいのタイツをはくと全体的にマットなイメージになるし、素足だとセンシュアルに。時期的なこともあったので、この日は素足で、肌の分量調整でミドルブーツを合わせました。バッグは、最近のお出かけシーンにヘビロテしているアメリカのブランド「SAVETTE」で。

そして私の誕生日をhideyaが主宰する「SMUK」でやって頂いた時。燻したような赤がポイントなので、映えるように、やっぱり白のシャツを着て。「マディソンブルー」の七分袖。はい、冷房対策も完璧です。スカートは、あまりのボリュームで、これでは電車には乗れない(笑)、「シーニュ」のチュールスカート。少年っぽいシャツとチュールのスカートの組み合わせが好きで、それこそ以前、中山まりこさんとのディナーの時にも、この組み合わせで着ました♡ 

白シャツとドラマティックな黒のスカートがあれば、色々考えず「ちょうど良い」ドレスアップが完成します!