G.W.特別企画「美容のお悩み一問一答」! 二人の美の賢者、インスタグラムフォロワー数が4万人を超える、大人気ファッション・ビューティーライターの川上桃子さんと、予約が取れないことで有名な、「加藤クリニック麻布」の人気美容外科医の市原佑紀先生に、事前に寄せられた質問にお答えいただきました。桃子さんからはホームケア、市原先生からは美容医療の観点で、お二人の知見を伺いましたので、ぜひ、参考にしてみてください!
Q.ここ数年、運動しても睡眠を充分に取っても、たるみと思われる目の下の黒い三日月が消えなくなりました。 アイクリーム、眼輪筋エクササイズ、美顔器と色々試していますが、あまり変化がありません。 お勧めのケア方法があったら教えて頂きたいです。 (33歳)
\Momoko’s Answer/
色素沈着なら根気が必要!
毎日のケアが不可欠です
直接見ていないのではっきりとは言えませんが、色素沈着でできる「茶グマ」だとして。まだ気になりだして日が浅いようならターンオーバーを促すアイクリームの「エピステーム」がいいと思います。朝用と夜用があり、朝用は特にクマに特化しているのでしているので、ゆっくりではあるけれど効果が得られるという結果が出ているようです。ただ、色素沈着のケアは根気が必要。美顔器、マッサージ、炭酸系のパックもお勧めですが、どれも翌日すぐにピカピカ! というわけにはいかないので、少しでも早い改善を求めるのであれば、美容医療をお勧めします。
\Dr.Ichihara’s Answer/
何グマか確認してからケアを!
一般的に言われる目の下の「クマ」にはいくつか種類があります。摩擦によってできる「茶グマ」。皮膚が薄くその下の眼輪筋が透けている状態の「青グマ」。目の下の脂肪が出てきて、それにより膨らみを作り、影を作るような「黒グマ」と言われるものがあります。たるみと思われるのであれば、黒グマだと思います。これについては、ホームケアでは限界があり、基本的には結果を大きく求める場合は手術で、その出てしまった脂肪を取る、はたまた余った皮膚まで取る、などのことが第一候補となるかと思います。ですが、手術はまだ怖い、など抵抗がある場合は、もちろん程度にはよりますが、目の下にボリュームを出すようなヒアルロン酸(主に注射)。さらに効果は減りますが、目周りにハイフ(超音波による引き締め)などを施すことで、皮膚や筋肉を引き締めて、脂肪を押し込むことを期待するような施術が、選択肢として挙げられると思います。
Column
簡単セルフチェック!あなたは「何クマ」?
「黒」「青」「茶」それぞれのクマの見分け方と解決方法を簡単にご紹介。
✔️くまの下の頬を少し引きあげると、クマの色が緩和する場合、下まぶたのたるみによる影が原因の「黒クマ」かもしれません
こちらは、先ほど市原先生がお答えしていた内容です。
✔️色が茶色っぽく、皮膚を引っ張ると一緒に動く場合、色素沈着の「茶グマ」
目を擦る癖や、メイクによる摩擦などで現れる症状なので、まずはその癖を改善することが必要です。レーザー治療やメラニンの生成を抑える薬を使用して色味改善を行ないます。
✔️クマの部分の皮膚を少し浮かすと、目立たなくなるのであれば「青グマ」
皮膚の薄さが原因なので、皮膚を厚くする施術が効果的です。ジェネシス(レーザーで照射)でコラーゲン増やす方法などがあるそう。それでも改善されない場合は手術となります。
クマだけでもこれだけ種類と解決方法があり、セルフケアだと中々効果を得られるのに時間がかかりそう(涙)。ここはやはりクリニックの力を頼ったほうが良さそうですね。
クマ……奥が深い! 日々のケアの積み重ねが大事ということが、よくわかりました。早めのケアを心がけたいですが、今からでも、遅すぎるなんてことはありません。まずはチェックからケアを始めましょう。次回は「肝斑ケア」についてお届けします。どうぞお楽しみに♡
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Profile
川上 桃子
STORY、美STなどで活躍するファッション、ビューティーライター。インスタライブが人気で、オンラインサロンは1000人超え。初の著者「モモ語録」(光文社)が5月26日発売予定。
Instagram:@momoko.kawakami.29
市原 佑紀
日本形成外科学会 形成外科専門医
「加藤クリニック麻布」常勤医
アンチエイジングを中心に、侵襲的な手術から、注入系、レーザーなど多岐に渡り、自然美を追求した美容医療を提供しております。
Instagram : @prs_yuki
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。