Fashion OSHIモノ名鑑

今年の秋は“ほろ甘”で。着まわし力も抜群な、デニムボウタイシャツ by 佐藤愛美【着映えブラウス】

思わず誰かに”推し”たくなるアイテムを、ファッション賢者と編集部員が厳選する「OSHIモノ名鑑」。実際に使って良かったモノ、今狙っているモノ、ずっと愛用しているモノなどを紹介します。

今週からお届けするテーマは「着映えブラウス」。季節が移り変わる今の時期、思わずブラウスやシャツを手に取りたくなってしまいませんか? さらに、コーディネートが即完成するような“主役級”の1枚は、着用するだけで気分も上がり、毎日のコーディネートもラクになります。そこで、テイストの異なる4名が登場し、それぞれがこの秋に着たいと思うブラウス/シャツをピックアップ。その理由を熱く綴ります。

まずは編集部の佐藤から。“今の気分”を映しているというデニムのシャツは、絶妙なテイストのバランスと、着まわし力が魅力なのだとか。

「秋になると、ついつい欲しくなってしまうブラウス。夏はタンクトップやTシャツが多いので、デザイン性のあるブラウスを取り入れるだけで、簡単に季節をシフトできる気がして好きなんです。自分の中で、秋へとスイッチを切り替えるという意味も込めて、毎年必ず1枚は新調するようにしています。

今年狙っているのは【Whim Gazette(ウィム ガゼット)】の「デニムボウタイシャツ」。デニムシャツとしては珍しい、シャツ生地といわゆる“ジージャン”の間くらいの、やや厚めのオンスが特徴です。ブリーチ加工が施されていて一点一点異なる表情を持っているので、どこかヴィンテージな雰囲気も。さらに、身幅はしっかりとありながら着丈は短め。――ここまで聞くと、かなりメンズライクな印象ですよね。

でも実は、ほのかな甘さや女性らしさを感じるポイントがいくつもあり、そのバランスが絶妙なんです。まずは、素材にセルロースを使用することで生まれる、しなやかなドレープ。そして、袖に施されたタックによる、ボリュームスリーブ。最後に、“ボウタイ”がセットされているという点です。

ボウタイブラウスはここ数年流行しているものの、正直、コンサバなイメージが強く、なかなか取り入れるのが難しいと感じていました。でも、この“ほろ甘”ブラウスはさまざまな要素がミックスされているからこそ、幅広いデザインのボトムスや小物と合わせることができる。その日の気分によって、自分の目指すテイストへと寄せることができる1枚だな、と感じています。

そうそう、着丈が短いと無理にインをしなくてもバランスよく着ることができ、ボトムスを選ばないから、朝の時短にも繋がりますよね。あえてきれいなジャケットを上に重ね、着崩すようなコーディネートも楽しみたいなと思っています。

ボウタイは取り外しができるので、有り無しでもムードを変えられるのはもちろん、羽織りとしても着用が可能。着映えアイテムは1枚でコーディネートが完成するというメリットがある一方で、着こなしが単調になりがちですが、このブラウスなら幅広いアレンジを想像できる。そんなところも決め手となりました」

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佐藤愛美
AMARC編集部

大学卒業後スタイリストのアシスタント経験を経て、2018年にエディターでありスタイリストである大草直子の事務所に入社。尊敬する師匠と先輩の背中を追いながら、日々邁進中。最近のマイブームは、愛猫と一緒にベランダで日向ぼっこをすること、キャンプ、そして推し活!