Fashion信じるおしゃれ

【心地よい家。心地よい時間】ゲストを迎えるエントランスフロアの彩り方 by 牧野紗弥

モデルの牧野紗弥さんのご自宅紹介。第3弾は、ゲストルームと季節ものなどをしまっておく倉庫があるエントランスフロアを案内していただきました。

エントランスのフックは機能とデザインを兼ね備えた北欧製

コンクリートの壁にランダムに設置されたフックは「MUUTO(ムート)」という北欧ブランドのもの。

玄関を入ったところの壁にはデザイン性のあるコート用のフックをつけました。大小大きさの違うものをランダムにドットのように並べています。コートだけじゃなく、帽子を掛けておいたり、ドライフラワーを飾ったり、と使い道はいろいろ。何もかけていなくてもオブジェのようにサマになるところも気に入っています。

枝物も活けられるガラスのフラワーベースは、花と一緒に「COLORS
TOKYOにオーダーしたもの。ベンチは廃材を使った家具作品で有名なアーティスト、ピート・ヘイン・イークのデザインのもの。
ドライフラワーは新居祝いに友人が「gui flower」でオーダーしてくれたもの。この花器に入った状態で届きました。

玄関は、お客様を出迎える空間ですし、家族も毎日通る場所なので、花を欠かさないようにしています。エントランスのほか、リビング、トイレに置く花は、2週間に1度、フラワーショップ「COLORS TOKYO」にお願いして配達してもらっています。エントランスは存在感があるものがいいので、枝物が中心。


ゲストルームは誰もが落ち着けるシンプルな空間に

ゲストルームのベッドは「IKEA」。シングルベッドをふたつ並べている。

ゲストルームは、夫や私の親、子供たちの友人が泊まりに来たときに使っています。使う人がさまざまなのでリネンはシンプルな白で統一しました。

ゲストルームの横にあるトイレには、ドライフラワーやアートを飾ってお客様をおもてなし。普段は子供たちも使うことのあるトイレなので、リビングとフロアが違っても怖がらずに行けるように明るい空間を心がけています。


倉庫にはキャンプ道具など家族の趣味グッズを収納

倉庫として使っている部屋には「HAY」の棚を置き、キャンプグッズやスーツケース、季節ものを収納。

家族揃ってキャンプが大好きなんです。少しずつ年齢の違う3人の子供たちも一緒に楽しめますしね。だから、倉庫には家族5人分のキャンプグッズがいっぱい。倉庫の中でもかなりのスペースをとっています(笑)。上の写真は寝袋とアンダーマット。寝袋は「スノーピーク」、アンダーマットは「ケシュア」というフランスのアウトドアグッズブランドのものです。

キャンプで使うランタンや鍋、皿なども収納。

事前にしっかり調べてから買うタイプなので、キャンプグッズも使い勝手がいいものばかり。特に、写真の左側に写っているシルバーの「キャンプ オン パレード」のウォタージャグ(水を入れておくタンク)は洗いやすくて重宝しています。


Profile

牧野紗弥

ファッションから美容まで、マルチに活躍するモデル。3児の子育てと仕事の両立に励む等身大の姿が、共感を呼んでいる。趣味はキャンプにテニスと、アクティブな一面も。

House & Model/ Saya Makino
Photograph/Akari Nishi
hair & make /chiSa
Text/Rina Koyama
Edit/Ayako Suzuki