【JEWELRY YOU UP】3万円まで！ 大草直子も愛用の旬ブランド5選

肌の露出が増え、洋服がシンプルになるこれからの季節は、アクセサリーで印象を変えたり、華やかさを足すのが楽しい季節でもあります。そこで本特集では、アクセサリーの役割や選び方を「プライス」別に整理。第1回の「1万円以下」に続き、第2回では「3万円以下」のジュエリーをご紹介します。ピックアップしたのは、大草直子自身も愛用している５つのブランド。本企画のために、改めて大草直子がセレクトした、”今買える”ジュエリーとその楽しみ方をお届けします。

着こなしのスピードを加速する、
３万円以下のジュエリー

• ピアス（右）￥14,000・ピアス（左）￥23,000・ネックレス￥25,000・ブレスレット￥26,000／すべてマリア ブラック（エスケーパーズオンライン）　ニット／ジェームス パース　スカート／プルミエ アロンディスモン
• ピアス（右）￥14,000・ピアス（左）￥23,000・ネックレス￥25,000・ブレスレット￥26,000／すべてマリア ブラック（エスケーパーズオンライン）　ニット／ジェームス パース　スカート／プルミエ アロンディスモン

「前回の【JEWELRY YOU UP】、いかがでしたでしょうか？　今日は３万円以下、とハードルを決めて、おすすめのブランド、おすすめのデザインをご紹介します。「使える」アラウンド３万円のジュエリーを選ぶコツは、今っぽくて、かつ「そのブランドらしいアイコニックなデザイン」。１つプラスするだけで、手持ちのジュエリーやアクセサリーも。そして全身の印象にもスピード感が生まれ、アクティブなイメージに。例えば母や祖母に譲られたクラシカルなリングや、ヴィンテージショップで買った重厚感のあるイヤリングも、マリアブラックのレタードネックレスがあれば、「今のスタイル」になる――みたいな。はっきりとそのブランドの味がわかる、デザイナーの色が出ている１つを手に入れるのがオススメです。」

レイヤードを楽しみたい
ARTIDA OUDの色石リング

自分にも、そして他人の目にもとまりやすい手元。そんな手元に、こんな色石のリングがあったら――。アルティーダ ウードの色石には、どこか神秘的でセンシュアルなムードが漂います。コレクションごとに、ディレクターの安部さんがつける名前も魅力。たとえば、今回大草がセレクトしたリングのうち、アメジストとエメラルド、そしてケシパールをメインにしたものは、“elafonisi（ 透き通るエメラルドグリーンの海と幻想的なピンクの砂浜）” 。ルビーのシグネットリングは、“eutopia（無限の色彩と万物の生命力に溢れる、幻想的な島の世界）” 。身につける人の前にたつのではなく、身につける人を引き立ててくれる存在感を持ち、他のリングとも仲良く手をつないでくれる、アルティーダ ウードの色石リング。違う指につけるだけでなく、1つの指にお気に入りの色石をいくつかレイヤードするのもおすすめです。

自分好みにミックスできる
MARIA BLACK

デンマークのコペンハーゲン出身のデザイナー、マリア・ブラックが手掛けるブランド。ファッション業界でも愛用者が多く、大草自身もネックレスやピアスなどを愛用しています。片耳売りのピアスは、手持ちのものと合わせたり、マリア ブラックの他のデザインと組み合わせることで、右と左で表情の異なる女性像に。クロスモチーフと淡水パールがあしらわれたブレスレットは、真の強さとはかなさという二面性を持ち、どんなジュエリーともマッチします。レタードネックレスは大草が愛用しているもの。チェーンの長さが62cmと長めなので、短いネックレスと重ねたり、Tシャツやワンピースの上、もしくは深くあいたデコルテにさりげなくしのばせても。身につける人の感性と自由な発想でスタイリングすることで、個性を輝かせてくれるジュエリーです。

有機的なフォルムが視線を誘う
GEORG JENSENの
シルバーアクセサリー

リモートワーク中に大草がその魅力の虜になったという、ジョージ ジェンセン。アクセサリーのほかホームコレクションも展開する、デンマークの老舗ブランドです。大草が自腹買いしたのは写真のピアス。”OFFSPRING（オフスプリング）”と名付けられたコレクションで、小さな輪を大きな輪が守るように包み、つながるデザインは、有機的で唯一無二の存在感を放ちます。同じコレクションのバングルも流れるような曲線が印象的。リングは”MERCY（マーシー）”コレクションから。なめらかなカーブは、時間の本質を体現し、変容する人生を象徴しているのだそう。いずれも、どこか情緒的で有機的でメッセージ性のあるジュエリーは、今という瞬間だけでなく、未来へとつないでいきたい魅力に溢れています。

力強く繊細な光を放つ
BLANC IRISのピアスとリング

日本人の女性デザイナーがパリでスタートさせた「ブランイリス」。大草の、エントリーアイテムはシルバーのピアスでした。緻密に計算されたであろう、シルバーの力強さとシャープさ、そしてピュアさもある複雑な光が、大草の心にずっと残っていた、とのことで、改めてクローズアップしました。今回、大草がセレクトしたのは、ゴールドとシルバーのピアス、そして圧倒的な存在感のあるリング。ゴールドのピアスの、大ぶりで正円ではないイレギュラーなカーブも、シルバーのピアスの、角度によって見え方が変わる緩やかなカーブも、視線を引きつけて離さない美しさがあります。プレイフルなリングは指に巻きつくようなデザイン。こちらも一度見たら忘れられず、会話のきっかけにもなりそうなインパクトが。

大人のカジュアルを成功に導く
Adwat’n Tuareg

ファッション特集【大人のカジュアル再構築】でもピックアップした、アダワット トゥアレグのジュエリー。様々なセレクトショップで取り扱われていたため、セレクトショップごとに置いてあるアイテムが違いましたが、最近、オフィシャルのオンラインストアがオープン。大人のカジュアルの温度を下げ、スピード感をプラスしてくれるアイテムが一同に介しているので、要チェックです。一見、無骨にワイルドに見えて、細やかな細工に繊細さが見え隠れするアダワット トゥアレグ。例えば、ネックレスはシンプルなワンピースに１点投入するだけでOK。今っぽく、鮮度の高い無国籍なムードに仕上がります。バングルやリングも、驚くほど合わせるジュエリーを選ばないので、ぜひ、お手持ちのジュエリーとレイヤードして、今までとは違う表情を引き出して。

いかがでしたか？ 次回は、大草直子が選んだ「一生もの」のジュエリーをご紹介します。6月5日（金）に公開予定です。お見逃しなく！

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