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7月6日(木)に発刊した『AMARC magazine issue.03』。本記事では、創刊号から続き、第3号でも展開している「Colour You Up!」の番外編をお届け。実際に使用したメイクアイテムと、その使用方法を全3回にわたりご紹介しています。今回で最終回。vol.1、vol.2はこちらからどうぞ!
グレイッシュな色やベージュの洋服を着ると顔がぼやける。そんな悩みを解決したいなら、“ダークグリーン”のマスカラとアイライナーで顔立ちをしなやかに強調してみましょう。“強さの黒”でもなく、“甘さのブラウン”でもないダークグリーン。繊細さと知性を持ち、まつげとアイラインという“線”を優しく、けれどもしっかり際立たせてくれます。大人が目元にカラーアイテムを取り入れるときのコツは全部で3つ。
(1)“面”ではなく、“線”で取り入れる
アイシャドウのように広い面で塗るものは、ややもするとくすみや窪みなどの影を強くしてしまうことも。マスカラやアイライナーのように“線“で取り入れると、色を楽しみつつ、目元の印象を操作することができます。
(2)色のトーンを意識
肌よりも暗く、自まつ毛よりも明るい色を選ぶことがポイント。浮きすぎず馴染みすぎない、という絶妙な発色こそ、取り入れやすく変化を感じやすいカラー。理想の色を求め、たくさんのサンプルを試した結果、今回使用したアイテムが「ADDICTION(アディクション)」の“ザ カラーリキッドアイライナー 005 Pine Green”と「MiMC(エムアイエムシー)」の“ミネラルロングアイラッシュ 04 モスグリーン”です。
(3)質感のコントラストを取り入れる
大人こそ、まつ毛に“ツヤ”を。ツヤのあるまつ毛は、上品で美しい表情の源です。これはカラーマスカラも同じこと。反対に、アイライナーは“マット”なものを。深みを出すことで、静かに、柔らかく引き締めます。そして、この“ツヤ”と“マット”のコントラストが、目元を立体的に映してくれるのです。
カラーアイテムになかなかチャレンジできない、という方はまずは“自分のパーソナリティと近いイメージの色”を選んでみましょう。色は、その人自身の雰囲気を表すものでもあるので、馴染みのあるカラーを選ぶと、違和感なく楽しめます。例えば、エネルギッシュで活動的な人ならダークレッド(バーガンディ)やダークオレンジ。穏やかで冷静な人なら、ダークグリーンや、ネイビーなど。カラーを取り入れることに慣れてきたら、徐々に他の色にもチャレンジしてみてくださいね。
使用したメイクアイテム
カラーマスカラとカラーアイライナーを使うときは、その色を目立たせるため、アイシャドウは淡いベージュのような、薄い色を選んで。特に、ラメのようなキラキラしたものや、透け感のあるものを乗せると目元全体が軽くなり、より“線”が映えます。1色をまぶた全体に薄く広げるのがポイント。
リップはオレンジベージュのリップカラーの上に、くすみピンクのグロスを重ねると、どんな肌のトーンや目元の色にもマッチする万能カラーが完成。ナチュラルな色味で全体を馴染ませながら、しっかりと存在感を放ちます。
いかがでしたか? 誌面の「Colour You Up!」そしてこの番外編が、みなさまのおしゃれを、そしてみなさまの気持ちをブラッシュアップするようなきっかけとなると嬉しいです。
PHOTOS:YUYA SHIMAHARA(UM)
MODEL: LEE MOMOKA (BE NATURAL)
HAIR&MAKE:CHIKA SUZUKI(A.K.A)
STYLING, EDIT & TEXT: MANAMI SATO (AMARC)
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
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