Fashion信じるおしゃれ
彼女がいるところが「景色」になり、彼女がいるストリートが「ランウェイ」になる。きっとそれは、高価なブランドを着ているとか、驚くほどのファッションセンスによるものではなく。自分のファッションを心から楽しむゆとりを備え、隣の人のおしゃれをジャッジしない寛容さをもっている、ということ。3回続いた、クリス-ウェブ佳子主演のファッションストーリー。彼女がもつ、無国籍な雰囲気、オープンな知性。悲しみや苦しみ、人間の温かな感情を決して隠さない、繊細な美しさ。私たちのような小さなメディアに出てくれたこと、心から感謝して。
色を楽しむ、プリントを満喫する――もちろんおしゃれの醍醐味は色々あるけれど。肌がその「がさっとした」「滑らかな」を実感できる夏、布を大胆に着てみたい。そう、たゆむ、揺れる、まくれる、と言った布ならではの立体的な感情を、絶対に経験したほうが良い。頭にあしらう、腰に巻き付ける。大胆さこそが、夏のドレスコード。
厚手のリネンに手の込んだ刺繍。着ているだけで「遠い場所」へ連れて行ってくれるワンピース。もちろん東京で着ていたって、一瞬でワープ。もしかしたら、そんなに着る機会がない1枚。もちろん、毎月きれいな海へ行けるわけでもない。だけれど、持っていることは正義。ピンクとグリーンを合わせてしまう彼女のように、その人の精神と肉体の自由さを表している。
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