Fashion信じるおしゃれ

【逃げじゃないフラットシューズ】フラットシューズとヘアの相関関係

フラットシューズの魅力を改めて分析するとともに、さまざまなスタイルを提案した、3月のファッション特集「逃げじゃないフラットシューズ」。番外編としてお届けするのは、フラットシューズとヘアの関係です。足元とヘアは、どちらも身体を縁取る先端部分。この2つの先端のバランスをきちんと計算してあげると、着こなし全体の鮮度が驚くほどUPするんです!

中途半端はNG。
「ミニマム」or「ボリューミー」のどちらかに振り切って

特集のタイトル「逃げじゃないフラットシューズ」にもあるように、フラットシューズは、ともすると「足が疲れるから」「とにかく楽だから」と手抜きをしているように見えることも。でも、ヘアスタイルを「ミニマム」または「ボリューミー」のどちらかに振り切ってあげると、ぐっとこなれた印象になります。中途半端はNG。大胆に振り切ってあげることが大切です。

「ミニマム」なセミウェットヘアで、
切れ味をプラス

ワンピース¥43,000/カレンテージ(ウィム ガゼット 青山店) ピアス¥49,000/ソフィー ブハイ(マルティニーク ルコントルミネ有楽町店) 

「ミニマム」なヘアスタイルをつくるときのポイントは“艶”。カジュアルな印象の強いフラットシューズやスニーカースタイルも、髪に艶があると、キリッと引き締まります。ウェットまではいかない、セミウェットな仕上がりで、清潔感のある凛とした印象を手に入れて。

ーセミウェットに仕上げるには?ー
・乾いた状態からスタイリング剤をつける
ウェットヘアを作るときは、髪を水で濡らしてからスタイリング剤をつけることが多いのですが、セミウェットに仕上げたい場合は乾いた状態からでOK。ウェット感をプラスしたいときも、湿らす程度に抑えて。

・髪の内側と毛先にスタイリング剤を揉み込む
時間が経って、ぺちゃんこになってしまうのを防ぐためにも、髪の内側からしっかりスタイリング剤を揉み込んで。また、とにかく毛先はパサつきがち。仕上げにしっかり毛先にもスタイリング剤をつけるのを忘れずに。

・分け目をいつもと変える
7:3など、いつもより大胆に分け目に左右差をつけると、立体感が出て洗練された印象に。

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\使用したスタイリング剤はこちら/

オーガニックエッセンシャルオイルを贅沢に配合したヘアワックス。もとは硬めのテクスチャーですが、手のひらで温めながらのばしてあげると、とろっと溶けて扱いやすくなり、ベタつきとは無縁の、自然な艶を与えてくれます。使った後は、手を洗わず、手肌に塗り込めば、ハンドバームにもなる優れもの! ジョンマスターオーガニック ヘアワックス〈57g〉¥3,600/ジョンマスターオーガニック Tel:0120-207-217


遊びのある女性らしさを出すなら、
「ボリューミー」なカーリーヘア

ニット¥66,000/ケイト(ヴェルメイユ パー イエナ 青山店) パンツ¥24,000/ネプラ(ジャーナル スタンダード 表参道) ピアス¥27,000/ファリス(エストネーション) バングル¥175,000/カラットアー(イセタンサローネ 東京ミッドタウン)

おしゃれに取り入れるのも、作るのも難しいと思われがちな「ボリューミー」なヘアスタイルですが、マスターすると、確実におしゃれの幅が広がります。80年代や90年代を彷彿させるちょっぴりレトロなカーリーヘアは、アクティブなフラットシューズとマッチしながら、遊びのある女性らしさを添えてくれます。

ーボリューミーに仕上げるには?ー
・ヘアアイロンを使ってランダムに巻く
毛束を細めにとって、髪を巻き込む方向をランダムに変えながら巻いて。しっかり巻くというより、クセをつけるイメージ。ヘアアイロンの太さは髪の長さによって変わりますが、浅見さんくらいのショートボブなら細めの26mmがおすすめ。

・仕上げはスプレーで
巻き終わったら、ホールド力のあるスプレーをON。表面だけでなく、巻いた髪を持ち上げ、内側にもスプレーをかけて、ふわっとボリュームを出して。

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\使用したスタイリング剤はこちら/

仕上げ用のスプレー。ホールド力が素晴らしく、朝作ったヘアスタイルを一日中キープしてくれます。湿気にも強く、紫外線をはじめとする環境ダメージから髪を守ってくれるのも嬉しい。AVEDA コントロールフォース〈300mL〉¥3,400


※本ページに掲載している価格はすべて税別になります。

※価格の表記がないものは私物となります。現在販売していないアイテムもございますので、ご容赦下さい。

Photograph/Yumiko Mogami
Model/Reina Asami
Hair&Make-up/Eiko Sato(ilumini)
Styling /Naoko Okusa
Edit & Text/Ayako Suzuki