バッグの選び方やバッグの中身って、洋服以上に、その人のキャラクターやセンスを映し出すと思いませんか? そこで、年齢もライフスタイルも異なる4人の女性のバッグとその中身を拝見。大草に続く、2人目は、身長170cmの圧倒的なスタイルの良さと、本当に緻密で繊細な仕事ぶり。「絶対にセアルちゃんと飲みたい♡」と大草が大ファンのライター、金セアルさん。
「不必要最大限」なバッグの中身(笑)

数年前、「フリースタイルダンジョン」というラップバトルのTV番組にハマっていた友達から、ある動画が送られてきました。そこから流れてきたのは、KOHHというラッパーの「ビッチのカバンは重い」という曲(衝撃的なタイトル!)。なんて偏見!と思ったのと同時に、視点が面白い!とも思ったのを覚えています。
今の時代、必要最小限にするのであれば、ポケットにスマホを一台入れておけば出かけられますが、“いつなんどきお泊まりができるように”ではないにしても、自分が楽しく、快適に過ごせるアイテムは備えておきたいと、私は思うのです。 持って出るのを忘れても、きっと取りには帰らない”不必要最大限”な私のバッグの中身(笑)。端正で軽快な見た目とはウラハラに、私のミニバッグはしっかりずっしり持ち重りがするのです。
ラッパーKOHHさんに伝えたい。“ビッチじゃなくてもカバンは重い”と(笑)。
STYLING SAMPLE
キャンバスとブラックレザーを組み合わせたバッグは、「直球」のクラシカルなコーディネートに合わせたくて。でも、ただ「直球」なだけでは面白くないから、普段、スキニーやテーパードを選びがちなデニムをフレアにしたり、あえてメンズサイズのたっぷりとしたトレンチコートを着て、ベルトでウエストをキュッと絞ってみたり。ディーテールで、今の気分や自分らしさを出しました。真っ白なキャンバスが陽灼けするくらい、色々なところに連れて行きたいと思っています。
※本ページに掲載している価格はすべて税別になります。
※価格の表記がないものは私物となります。現在販売していないアイテムもございますので、ご容赦下さい。
Profile

金 セアル
(KIM SEAL)
2004年より光文社の『CLASSY.』でライター業をスタート。現在に至るまで、約15年間毎号関西ページを担当。関西在住の強みを生かし、大阪、京都、神戸のあらゆるコミュニティに精通し、紙媒体のみならず、トレンド発信を主とするインフルエンサーを起用したSNSのPR /マーケティングをスタート。メゾンブランドのオープニングなどの仕掛けに携わる。2020年からSDGsに特化したブランドや飲食店を中心にPR活動を強化し、勉強会や講演会を企画予定。日々アップデートされるインフルエンサーの数は常時100名程度。
HP http://seal.kim
INSTAGRAM @sealbank
■vol.1 ときには小さなバッグで、軽やかな人生を by 大草直子
■vol.3 3/25UP予定
■vol.4 3/27UP予定