アニエスベーのシグネチャーアイテムと言える、カーディガンプレッションで紡ぐSNAPリレー。誕生以来40年以上に渡って、世界中で愛され続けているカーディガンプレッションは、その長い歴史の中で、さまざまな色や素材が展開されてきました。今回は、その中でも、育てていく楽しみが味わえる「レザー」に注目。世代も性別も、国籍も異なる4人のSNAPリレーをお届けします。
最終回は、パリで活躍するスタイリストであり、アートディクターでもある、Corine Moreau(コリーヌ モロー)さん。20年以上前から、カーディガンプレッションを愛用しているという彼女は、春だけでなく、夏や秋、冬まで一年を通して着ているのだそう。ドレスの上に合わせてエレガントに着ることもあれば、あえてロックにハズした着こなしを楽しむこともあるのだとか。
MY
CARDIGAN PRESSION
STYLE #01
ロックなアイテムに
パリのエスプリをプラス

CORINE’S COMMENT
「ブラックレザーのカーディガンプレッションとの出合いは、20代前半の頃。レザー特有のハードさがなく、洗練されたデザインに一目惚れしました。AC/DCの音楽もまさに青春そのもの。ロックなTシャツ、デニム、ブーツというハードなアイテムにパリらしいカーディガンプレッションを合わせるスタイリングは、20代の頃も、50代になった今も変わらない、わたしの大切なモードのエスプリです」

MY
CARDIGAN PRESSION
STYLE #02
モノトーンの潔さで
ハンサムな着こなしに

CORINE’S COMMENT
「一年を通して、白を着るときはトップスとボトムをワントーンでまとめるのが好きです。パリッと肌触りの良いリネンのシャツにホワイトデニム。そこにブラックレザーのカーディガンプレッションを合わせると気持ちが凛として自然と背筋も伸びます。首元のターコイズネックレスや、バッグとシューズなどの小物でカラーアクセントを効かせて。ブルーのグラデーションで春らしい軽やかさを添えました」


いかがでしたか? AMARCのインスタグラム(@amarc_official)では、コリーヌさんご自身がカーディガンプレッションへの想いを語った動画も展開予定です。ぜひ、併せてチェックしてみてくださいね。
レザーのカーディガンプレッションを軸に、4人のファッショニスタで紡いだスナップリレー、いかがでしたか? 世代もテイストも、ジェンダーも問わず受け入れてくれるカーディガンプレッションは、ボーダーレスでタイムレスな名品。いつの時代も、その価値は色褪せません。
Photos:Yusuke Kinaka
Coordinate & Text:Hiroko Suzuki
Edit :Ayako Suzuki(AMARC)
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
※価格の表記がないものは私物となります。現在販売していないアイテムもございますので、ご容赦下さい。

Corine Moreau
stylist / art director
フランス西部ポワティエ出身。16歳からイギリスでモデルをスタート。18歳で帰国し、パリで4年間モデルとして活動。その後、スタイリストのエマニュエル・アルトに師事。25歳で独立し、モード誌や広告などで活躍。現在はアートディレクターとして活動すると同時に「文化・モード・人をつなげる」をテーマにした新しいプロジェクトの準備中。
@rinecomoreau
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【INFORMATION】
2023年の新作は
晴れた日の空に映える
フレッシュなカラー!

「随分前に、自分用にカーディガンをデザインしました。スナップボタンが沢山並んだ18世紀の洋服のような前開きのスウェットで、大人のための子供服、またはその逆のような服を作りたかったのです」と語るのは、創業デザイナーである、アニエス・トゥルブレ氏。
1979年以来、カーディガンプレッションは様々なバリエーションで登場してきました。長袖、ボレロ、レザー、ネックラインにスタッズが施されたもの、ロングドレスなど、既存のものを使って独自のものを生み出すアニエスベーのクリエーションが反映されています。
2023年春夏は、春らしく美しいカラーの新色が、繊細なラムレザーをはじめ、定番のスウェット素材にも豊富なバリエーションで登場します。
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