「大草直子に質問!」のコーナーにプレミアム会員のみなさまから届いた質問や、1月に公募したファッションに関するお悩みに、大草直子がずばりお答えします。たくさんの質問やお悩みをお寄せいただき、すべてにお答えするのは難しかったのですが……。できる限りお答えできるよう、記事の最後には、大草直子が言葉でお返事するCOLUMNコーナーを増設しました。
Q. 「せかほし」を見て、私も白シャツが欲しいと思い、買い物に行きましたが、しっくりきませんでした。イメージでは、お風呂あがりにさらっとシャツを羽織ってお散歩にいく、それくらいカジュアルに白シャツを着こなしたいのですが、どうしてもリクルート感というか、かっちりと真面目な印象になってしまします。(神奈川県 みかんさん)
A. 大き目のシルエット、ノーストレッチを是非
白シャツがリクルート風になってしまうのは、問題はそのサイズ感と素材。セットインのショルダーラインが肩の上にタイトにセッティングされているものは、必然的に袖もタイト、身頃のサイズ感もコンパクトで、今っぽさとは無縁。自分とシャツの間に空気が入り、風が通るくらいの1枚をおすすめします。ポケットがあるとよりカジュアルにマニッシュになります。今年はバンドカラー(スタンドカラーの一種:3月5日に掲載したワンピースがバンドカラータイプです)のシャツも多く見られるので、そちらも良いかも♡ そして素材は、ストレッチが強く効いているものではなく、さらりと着られる素材、リネンもラフで良いですね。最後に「着方」も大事。襟を1度立てて軽く手でつぶし、首になじませるようにして、そして袖をカジュアルにまくって。「シャツに慣れているような雰囲気」になります(笑)。
COLUMN
Q. 白シャツや白いブラウスをキリッと着こなしたいのですが、すぐに黄ばんだ感じになってしまいます。大草さんはなにか特別なケアをしていますか?(東京都 foohchanさん)
A. 白は汚れて見えていなくても、1回着たら洗濯します
はっきりと汚れが見えなくても、襟裏や脇など、汗や脂がうっすらとついてしまっているので、「白い服」は1回来たらすぐに洗うように。汗ジミはドライクリーニングで余計に目立ってしまうことがあるので、ホームクリーニングをしています。シルクやレーヨンなどはエマールを愛用。大き目のネット(ネットの中で服がきちんと泳ぐように。泳ぐことで汚れがとれます)に入れて洗濯機で洗ってしまいます。Tシャツなどのコットンは、アタックゼロ。CMに惹かれて使い始めましたが(笑)、これ、白い服をより白くしてくれる効果があるので、超愛用中。息子のジャージや私のTシャツも、白度が高くなるのでやみつきに。ホットヨガの後のウェアも、におい移りもなく、ぴしゃーーーーーっときれいに仕上がります♡ ただし、白は間違いなく退色していくので、寿命は短い、と心得て。「きれいに清潔に着られる寿命」から逆算して適正な価格を割り出すようにしています。
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