Your style is you大草直子の信じるおしゃれ

2023.01.17

ヴァシュロン・コンスタンタンのトラディショナル・マニュアルワインディング【50歳記念の時計選び】


1月6日(金)にAMARC CHANNEL(YouTube)から配信したライブ、「大草直子が50歳の記念に選ぶ時計は?!」のおさらいとともに、ライブではお伝えしきれなかった、それぞれの時計の魅力を深掘りする本企画。

ご紹介するのは、11ブランドから1本ずつ選んだ、11本の時計。見目麗しい意匠はもちろんのこと、耐久性や機能性、そして、その裏側にある歴史やクラフトマンシップまで。なぜ、美しい時計が、私たちの人生を照らし、支え、豊かにしてくれるのか、その理由を紐解きます。

―VACHERON CONSTANTIN―
トラディショナル・
マニュアルワインディング

260年以上の歴史を持つ「ヴァシュロン・コンスタンタン」。そんな世界最古のウォッチメゾンが放つ存在感はまさに別格。数ある名作の中から大草が選んだのは、至高の技と不変の美が交差する、トラディショナル・マニュアルワインディング

世界最古のメゾンが生み出した、

研ぎ澄まされた技術と美の結晶

トラディショナル・マニュアルワインディング(PG×ダイヤモンド×アリゲーターストラップ、ケース径33mm、手巻き)¥4,048,000/ヴァシュロン・コンスタンタン (Tel:0120-63-1755)

ヴァシュロン・コンスタンタンは、タイムピースの デザインから制作、装飾まで一貫して自社で行う、真のマニュファクチュール。高い精度をもつ耐久性に優れたパーツの制作も、ものによっては2,000を超えるパーツの組み上げもすべて、スイス・ジュネーブ 郊外(プラン=レ=ズゥアト) の工房にて、職人の手で生み出されています。

今回、大草がピックアップした「トラディショナル」コレクションは、18世紀から受け継がれる時計製造の技術が余すところなく注ぎ込まれ、時代やトレンドに左右されない美しさがあります。段状になったラウンドケースに、線路のようなミニッツトラックとシャープな菱形の針。クラシックななかに意思ある現代性を共存させた、タイムレスなプロポーションは、シーンやスタイルを問わず、装いをクラスアップしてくれます。

なかでも、トラディショナル・マニュアルワインディングは、トラディショナルコレクションのデザインコードを踏襲しながらも、華やかでフェミニンな印象に昇華させた1本。肌なじみが良く、血色よく見せてくれるピンクゴールド、ベゼルに配された54個のラウンドカット・ダイヤモンドのきらめき、上品な光沢を放つマザーオブパールの文字盤。そして、トープカラーのミシシッピアリゲーター ストラップが、なんともエレガントなハーモニーを奏でます。

裏側はシースルーケース バックが採用されており、繊細でアートピースのようなムーブメントを堪能することができます。ヴァシュロン・コンスタンタンのムーブメントを語るうえで、知っておきたいのが「ジュネーブ・シール」。これは、時計に関する公的品質認証のことで、ほかにもさまざまな規格がありますが、ジュネーブ・シールは、最高峰の呼び声が高く、きわめて厳格。ジュネーブで組み立てられたムーブメントであることを前提に、パーツの仕上げや製造、素材など、多岐に渡って厳しく審査されます。ヴァシュロン・コンスタンタンは、1901年にジュネーブ・シールを取得。ジュネーブの名門にふさわしい品質と品格を兼ね備えています。

ライブの途中で、山本さんから話があったように、ヴァシュロン・コンスタンタンの世界観を体感できるブティックが、東京・銀座にあります。歴史あるメゾンらしい落ち着いた雰囲気で、自然光がたっぷりと注ぐ店内は、その昔、時計師たちが作業をしていた屋根裏部屋「キャビノティエ」を彷彿させます。1階に主要なコレクションを揃え、2階のサロンスペースでは、常駐する時計師と交流ができたりと、ゆったりとタイムピースの魅力に向き合えます。


BRAND STORY ―

VACHERON CONSTANTIN
(ヴァシュロン・コンスタンタン)

1755年にスイス・ジュネーブで創業した、世界最古のウォッチメゾン。弱冠24歳にして、卓越した技術を持ち、熟練の時計職人であった青年、ジャン=マルク・ヴァシュロンが、見習い職人との雇用契約書に署名し、自らの技術を後世に伝えていく意思を明確にしたことが、同社の起源。以来、世界大戦やクォーツショックといった荒波の中にあっても、一度も歩みを止めることなく、その歴史を刻み、繁栄し続けている。最高峰の技術と洗練された美意識から生み出されるタイムピースは、万国博覧会や天文台コンクールでも数々の賞や記録を残し、王侯貴族や上流階級の顧客をはじめ、世界中のセレブリティに愛されている。


Photographs / Keita Takahashi
Styling / Manami Sato(AMARC)
Edit & Text/Ayako Suzuki(AMARC)

※本ページに掲載している価格は、税込価格になります。
※価格は掲載当時の価格です。
※本ページにおける素材の略称は、YG=イエローゴールド、WG=ホワイトゴールド、PG=ピンクゴールド、SS=ステンレススチールになります。

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