「Tapis Noir(タピノワール)」は、2020年に Mads Lehn Kruse によってデンマークで設立されたスカーフのブランド。古いファブリックのコレクターであるアートディレクターが、織物の質感、豊かなタペストリー、古い壁パネル等を、デジタルで美しいシルクに落とし込んでできたスカーフたち。ヴィンテージのテキスタイルをモダンにアレンジし、素材や手法にこだわった、今大注目のブランドです。
実はこのブランド、以前紹介した「アデル ビジュー」のデザイナーの英里リストリさんが、フランスで出会い、惚れ込んだブランド。日本での販売をしたいと掛け合ったそう。プレスルームに伺った時、目に飛び込んできたそのテキスタイルに大草も一目惚れ! そんなわけで急遽ご紹介させていただく運びとなりました♡ 無類の巻物好きの大草のセレクト3点と、PR砂辺綾子さんのアレンジ術をどうぞ!
『 選んだのは、19世紀のペルシャ絨毯をプリントしたスカーフ。良い意味で柄と柄のメリハリが無い、曖昧な色が素敵♡ すっごく使いやすい! スカーフって、クラシック柄なもの……例えばゴールドのチェーン柄とかはっきりしたものが多いんだけれど、そういうものってかしこまって使うイメージ。でも、これならかしこまらずに、さらりと使えるから良い。そして、いろんな色が詰まっているから、どんな色の洋服にも馴染むし、ニットでもシャツでも素肌でも、どんな素材にも合わせられるから、1枚あるとオールシーズン使えます。
スカーフの王道サイズは、約90 × 90 cm 。なので、このスカーフもとっても使い勝手がいいサイズ。
そして、シルク100%で、端はシルクの品質を損なわない三つ巻きと言う、かなりきちんとしている品物。なのに、この価格はかなりリーズナブル! 気負わず、ギュッと結んだり、自由に使えるラフさが魅力です。
もう1枚の柄違いは、18世紀中盤のフランスの花柄を拡大プリントしたデザインで、布目も見えるディテールが印象的。柄をそのまま使うのではなく、拡大するというアイデアに、歴史や文化を現代と繋ぐ、新しい感覚にも感動しました』(大草)
STYLING ITEM
スカーフ〔88×88cm シルク100%〕¥30,800/タピ ノワール(アデルビジュー ショールーム)
カットソー /スタニングルアー
ピアス/ソフィー ブハイ
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
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