Blog 大草直子の毎日AMARC

イベントなど、いろいろなところでお伝えしていますが、今年のおしゃれのテーマは「バックトゥーベーシック」。どういうことかと言うと、自分が好きなことやものに、もっとまっすぐに――と決めたのです。例えばデニム、ネイビーブレザー、ボヘミアンテイストや、エスニック。このどれも、20代、いや、10代から愛用しているものばかり。例えば、こんな具合に、心から、そして今までもこれからも好きなものを、追求します、私! ここ数年、迷っていたわけではないし、逆にとても勉強になったのですが。たくさんのテイスト、アイテムを、着続けてきたように思います。
もしかしたら、50代を迎えて、次のディケイド、「何を着る?」を、今一度考えたかったのでしょうか。この数年があったからこそ、のまた新しい「おしゃれの気分」だと思っています。だって、同じネイビーブレザーだって、10代の頃は、ラルフ ローレンのキッズ160cmだったけれど、セリーヌになったし。ボヘミアンテイストは、アルバ ローザ(懐かしい♡)からドゥロワーに。ダンガリーシャツも今では、マディソンブルーの1枚を愛用しています。こうして、ブランド、素材、シルエットは大きく変わりましたが、好きなものは、ずっと好きなのよね(笑)。タイトルはブランド名になっていますが、正しくは、実はブランド×アイテムですね。1着ずつ紹介させてください。

まずは、ネイビーブレザー。「好きなデザイナーは?」と聞かれて、今までは「???」と答えられませんでしたが、前セリーヌデザイナーのエディ・スリマンは大好き。だから、彼の時代に4着ジャケットを買いました。4年経った今でもすべて愛用しているし、きっと一生手放さないと思います。かっちりと堅い肩のライン、メンズっぽい、少し厚手のウール。細く長いシルエット。こんなきれいなジャケットは見たことがありません。

白のスカートは、ドゥロワーのもので、買ってからすでに8年が経過。エンブロイダリー、細かいタック、ビーズ使い。こんなに手のきれいなスカートある? しっかり長さもあるので、セリーヌの長めのブレザーともバランスが取りやすい。ボヘミアンのムードはありながら、ドゥロワーの「正しいきれいさ」があって、本当に気に入っています。(実は途中、妹に譲りましたが返してもらった経緯が(笑))。
ダンガリーシャツは、昨年購入。これまた大好きなマディソンブルーのもの。シャツから始まったブランドだけあって、やっぱり、ここのシャツは特別。ニューヨークのマディソンアヴェニューのマディソンからとったブランド名からもわかるように、デザインのベースに、アメリカのカジュアルやカルチャーがあるので、やっぱり「アメカジ育ち」の私もしっくりなじむんだと思います。


そうそう、資料を探していて気づきましたが、2018年講談社から出版した『大草直子のSTYLING & IDEA』のカバーはネイビーブレザー(アクアスキュータムの物でした)、そしてこのドゥロワーのスカートも、最初のほうのページに出てきます。もし、今から10年後にスタイルブックを出したとしたら、カバーはまた、「ネイビーブレザーかもな」なんて思った次第です(笑)。