Blog 大草直子の毎日AMARC

日常を置いて、色々忘れて婦人たちよ、旅をしよう

タイトルにある旅は、何も壮大な旅程でなくて良いんです。例えば、隣町の温泉や、もしかしたら、気になっていたカフェでも良い。子供のご飯の世話や、夫の視線。有給取って良いだろうか――なんていう心配も置いて、飛び出そう。

日常の中に埋没すると、非日常は見つけづらく、口がぽかんと開いたままになるほどの驚きも、新しい味や匂いにだって出会えません。これを、小さな子供がいる30代の頃はできなくても、40半ばを過ぎた婦人なら、どうにかすればできるはず。「できない」「そんなの無理」と思っているのは、当人だけで、もしかしたら、中学生の男子は、昼に売店で焼きそばパンを買えるのを喜ぶと思いますよ(笑)。1日や2日、夜はUberだって良いわけだしね。

私たち婦人に大事なのは、「いつも」から飛び出すこと。そして、行先ややることは、自分を優先にすること。食べたいもの、飲みたいものを我慢せずに、存分にやることです。罪悪感をもたず、心から楽しみ、そして帰ったら、それを家族や同僚や友達に話しましょう。大げさなくらいの興奮を見せるくらいがちょうど良い。ささやかな自由を、自分に許しましょう。そうすると何が起こるかと言うと、次に行きたい場所を考えるようになって、それを実現するために、いつも以上に「日常」に心を配る。頭の隅にある「私ばっかり」なんていうモヤモヤした気持ちも、どこかに霧散するし、何より、自分ファーストの数日間は、「生きている実感」に満ちているはず。

なぜ、今、こんな話をするかと言うと。元気にすたすた、楽しく旅ができるのも、永遠に続かないし、もしかしたら、親の介護が必要になるかもしれない。婦人時期、というのは、久しぶりの自由で自立したタイミング。だから、声を大きくして!

婦人たちよ、旅をしよう。