先週に引き続き、新年に向けた特別企画をスタート! 美容アナリスト・鍼灸師の奈部川貴子さんに監修いただき、「フェイスマップ」に基づく肌トラブルケアをご紹介します。
今週ピックアップする肌悩みは「ほほの乾燥・肌荒れ」「肝斑」「ほうれい線」。本日は「肝斑」編です。
>フェイスマップについての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
メンタルの揺らぎが
ほうれい線の深さと呼応する
口のまわりは消化器の状態を表し、ほうれい線の部分は「大腸」のゾーン。ほうれい線が妙に深かったり長かったり、シミやホクロが集中していたら、大腸からのシグナルである可能性が高いです。下唇も大腸の健康状態を示しており、下唇にも不調のサインがあれば、疑いの余地はないでしょう。大腸に炎症があると、下唇の端に赤みとして表れることもあるのです。さらに、もともと腸が弱かったり、腸の病気を患っている人は、ほうれい線が深く長い、ということもいわれています。
ほうれい線は、大腸が身体的にも感情的にも適切に機能しているかどうかを示します。東洋医学では、大腸には不要な感情や執着を手放す役割もあるととらえ、優柔不断で手放すことがうまくできないと、大腸の結腸にダメージが及ぶと考えます。便秘はその1つ。そして、腸は第2の脳と言われ、大腸のゾーンであるほうれい線上や口の回りには、メンタル面の問題も表れます。急にほうれい線が深くなったと思ったら、精神面のダメージかもしれません。
まずは、精神的ダメージの要因を取り除き、心身のリラグゼーションと十分な休養を心掛けましょう。食の面では、パン食や甘いものを摂りすぎる食生活は腸内環境を悪化させ、悪玉菌を増やし、便秘や下痢、膨満感などの不快感を招いてしまいます。腸が弱いという自覚がある人は、小麦を摂りすぎるパン食を控え、スイーツなどの白砂糖を減らし、腸内環境を良くしてくれる大根や人参、かぶなどの根菜を積極的に摂りましょう。納豆などの発酵食品もおすすめです。
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ほうれい線のケアには、よく動く口回りのハリ・弾力を高める先端スキンケアを取り入れましょう。「ELIXIR(エリクシール)」の“トータル V ファーミングクリーム”は、ハリのない“ゆるみ”状態の原因はひとつでないことに着目。ハリを支える成分と、うるおいとハリで満たす成分を独自に開発し、“肌をグッと引き上げる手技”もホームページで紹介するなど、まさに“全方位”アプローチ。
さらに、重力で皮膚が垂れ下がりたるみが起きるメカニズムについて、顔に高密度に存在する「立毛筋群」が重力に抵抗していること、そして加齢で立毛筋の数が少なくなり、その働きが低下することでたるみの発生につながることを発見。このクリームを使うことで、立毛筋群へのアプローチも期待できます。
特にほうれい線をお手入れしたいときには、ほうれい線の部分を軽くタッピングすると腸への刺激にもなり、より効果的です。「KAOYOMI」の“セルフケアスティック 01”をほうれい線の付近に当ててツボを刺激すれば、より手軽にケアが可能。“イタ気持ちい”が心地よく、やみつきになります。
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
Profile
奈部川 貴子
美容アナリスト・鍼灸師。「KAOYOMIサロン」主宰。ジャーナリストとして美容の最前線で肌に関する知識を深め、その後リフレクソロジーの資格や鍼灸師の国家資格を取得。顔に存在するツボ・反射区に注目し、顔のリフレクソロジーと鍼灸を融合した独自メソッド「ささない整顔バリKAOYOMI」を提案。
@takako_nabekawa