「フィトテラピー」の第一人者である植物療法士の森田敦子さんに、“フィトテラピー初心者”におすすめのアイテムを教えていただく本企画。
最終週は、先週に引き続き「フェムケア」、そして「睡眠」に関するアイテムをお届け。
フェムケアも、フィトテラピーには欠かせないケアの1つ。森田さんは長年「腟と体と心は密接に関わり合っている」と発信し、「生涯健康で過ごすために、腟のケアは必要不可欠」と伝えていらしゃいます。
※フィトテラピーについての説明は、こちらをご覧ください。

女性の2人に1人が悩んでいる、デリケートゾーンの「くすみ(※乾燥による肌印象)」。
その原因は……
(1)下着やナプキン、脱毛、過度な洗浄による「摩擦や乾燥」
(2)加齢やストレス、妊娠期などの「ホルモンバランスの変化」
(3)生活習慣の乱れによりターンオーバーのサイクルが乱れることによる「古い角質やメラニン色素の沈着」
が考えられます。
腟周りが乾燥することでメラニンが働き、黒ずみやすくなる。するとバリア機能の低下やターンオーバーの乱れからさらに乾燥しやすくなる――という負のスパイラルに。
腟まわりをしっかり保湿することでハリが出て、美しい腟まわりを保つことができます。これは女性の一生を健康に過ごすために、大切なことなのです。
そこでぜひ使っていただきたいのが、デリケートゾーンの繊細な肌を、摩擦や肌荒れから守るクリーム。「Waphyto(ワフィト)」の“ブライトニングクリーム”は、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐのをサポートする「トラネキサム酸」と、肌内部の炎症を抑えることで肌荒れを予防する「グリチルリチン酸2K」――2つの有効成分に加え、肌を健やかに整える植物エキスもふんだんに。肌を保護することが知られ、くすみのケア成分として期待される「センチフォリアローズ」。“ハーブの女王”とも呼ばれ、肌を引き締め、キメを整えるのをサポートする「ヨモギ」などを配合しています。
香りは、産後のケアに用いられるラベンダーをはじめ、4種の天然精油を独自ブレンド。女性のどんなライフステージにも寄り添ってくれるクリームです。
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
Profile

森田敦子
日本における植物療法の第一人者
株式会社サンルイ・インターナッショナル代表
客室乗務員時代にダストアレルギー気管支喘息を発病したことがきっかけで、植物療法(フィトテラピー)に出会い渡仏。フランス国立パリ13大学で植物薬理学を本格的に学び、症状が改善。帰国後は、植物療法に基づいた商品とサービスを社会に提供するため会社を設立。フェムテックの先駆けとなるフェムケアの啓蒙活動も行う。
2013年、デリケートゾーン&パーツケアブランド「アンティーム オーガニック」の商品開発や、フィトテラピー普及医学協会のアジア唯一となる認定校「ルボア フィトテラピースクール」を主宰。2020年、フィトテラピーと本草学、テクノロジーを融合させた植物バイオメソドロジーによって女性の一生をサポートするためのトータルライフケアブランド「Waphyto」を立ち上げる。2021年9月に、フェムテック・ウェルネスメディア「WOMB LABO(ウームラボ)」をスタート。2022年、日本女性財団理事に就任。世界45の国と地域で刊行されている女性誌『ELLE』にて、「100 Women CHANGE MAKERS (エルが選ぶ世界のチェンジメーカー100)」に選出される。私生活では長年にわたる植物を用いたケアにより、42歳で自然妊娠し43歳で出産した。植物のチカラを通して、健やかなライフスタイルを提案するラジオ「森田敦子のLove your life」をFM AICHI ,Podcast ,Spotify ,Audee で配信中。
著書も多数。近著は『私のからだの物語』(ワニブックス)。ベストセラーには『潤うからだ』(ワニブックス)がある。
@atsuko1705