Blog大草直子の毎日AMARC

平成のブーケを、 令和に活け直して

1日降り続いた雨が朝早く上がり。予報に反して、クリアな晴天になった5月1日。久しぶりに朝寝坊をしようと思っていたのに、「このきれい朝を寝て過ごすのはもったいない」と飛び起きました。

そうして真っ先にしたことは、AMARCのオープンに頂いたアレンジやブーケの活け直しでした。

深く豊かなヴィンテージパープル、ボルドー、ピンクオレンジのグラデーション。はあ、癒され、元気をもらいます。
どんなときにも、花のギフトは嬉しいですね。

元気な花、少ししおれかけの花。グリーン――と3つに分けて、元気な花を外側に、そして少し倒れかけている花を中央に、グリーンは自由にちらして、作り直しました。こうしてミックスすることで、弱っている花たちも最後まで咲かせてあげられます。

違う場所に収まった花たちは、また違う表情を見せ。ああ、こうして様々な方から寄せて頂いた愛情や思いやりを、美しく束ね直し、忘れないようにしよう、と思ったのでした。

令和。何というエレガントな響きでしょう。新しい時代、新しい元号にふさわしい自分でなくては――そんな思いを強くしました。同時に、日本人で良かったなあ、とも。こんなふうに思えるタイミングを経験できたことに、何だか感動した1日でした。

セットアップで購入したものを、単品でスタイリングするように。花をどんどん活け直していきます。