Everyday happy大草直子の毎日AMARC

2019.06.26

「元気貯金」のために。 ホルモンドックを受けてきました

先週の記事では、皆さんから投稿いただいた更年期にまつわる不安や質問をもとに、ウィメンズヘルスクリニック東京の浜中先生との対談をお届けしました。そのなかで、更年期と上手に向き合う策のひとつとして「自分のホルモン値を知ること=ホルモンドッグ」を、浜中先生に教えてもらいました。今回は、その「ホルモンドッグ」とはどういうものなのか、そして何が分かるのかをリポートしますね。


「ホルモンドック」という言葉を初めて聞く人もいるかもしれません。年に1回程度受ける健康診断や人間ドックではわからないのが、ホルモンの数値。中でも、女性が元気に美しく過ごすのに大きく関わっているのが女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロン。

たとえば、エストロゲンの数値が低いとやる気がなくなったり、プロゲステロンが低くなると甘い物を過剰に欲したり、セルライトが増えやすくなったりするのだそう……。このふたつのホルモンに女性の心や体はコントロールされていると言っても過言ではないのです。

病気ではない。けれど年齢を重ねることによる変化は出てくる40代や50代。元気に、そして前向きに年齢を重ねていくために、自分のホルモン値を把握すること、そして人間ドックではわからない身体の内側の年齢を数値化し、可視化することも「ホルモンドック」の大きな役割なのです。

検査室内の様子。一つの部屋の中で、血液の採取から体組成や骨密度まで計測してくれます。

ウィメンズヘルスクリニック 東京の女性更年期外来で受けられる「ホルモンドック・スタンダード」(¥35,000(税別))は、血液検査のほかに、血管の老化レベルを調べるPWV検査や、体組成、骨密度検査と、健康診断の延長感覚で受けることができます。さらに60分程度で終わるので、意外なほど手軽に受けられるのが特徴。

また、ホルモンドック・スタンダードの場合は1週間程度で検査結果もわかり、このときに、更年期の症状で悩んでいる人は医師への相談も可能。メンタル面の不安と婦人科面での不安、両面からサポートしてくれる場所としても覚えておきたい駆け込み寺的存在です。

編集部スタッフの鈴木(38歳)も今回の取材で興味をもったようで受けてきました。鈴木が受けたのは「ホルモンドッグ」にプラスして、抗酸化ストレス度やメタボリック危険度なども分かる「からだエイジングドッグ」。検査の結果は、こうして分かりやすい解説つきの冊子にしてくれます。

ホルモンドックの結果からわかるのは、人間ドックよりも詳しい身体のこと。
例えば…
・血管年齢
・骨年齢
・ホルモン数値
・酸化ストレス
・内蔵脂肪
など、身体の内側の数値を“見える化”してくれます。

とくにホルモンについては、自分の正常値がどのくらいなのか、バランスはどうなのかを知っておくことが大切。本格的な更年期の症状が現れる前、具体的には30代後半で自分のホルモン値を把握しておくと、何か不調が起きたときに、正しい対策がとりやすいのだそう。ハーブやサプリメントによる軽めの治療なのか、もう少し本格的な治療が必要なのか。40代になったら、1年に1度が理想。ホルモン値の動きで、いま、自分の身体や心はどういう状態なのかを知ることができるのです。

前向きに、丁寧に年齢を重ねていくために。「元気貯金」のひとつの方法として「ホルモンドック」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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