週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
トマトと言えばリコピン。抗酸化作用だけでなく、最近は余分なコレステロールをやっつけてくれる善玉コレステロールを増やす効果がある!との研究結果も。
でも、夏のトマトはちょっと水っぽい(実は5月ごろが旬まっさかり)。そこで焼くことで、甘み&うま味を引き出して、良質なタンパク質と一緒にたっぷりいただきます。贅沢なソースのようで、満足感があるのもうれしいところ。
今夜はこれにハイボール、糖質ほぼフリーで過ごしませんか。
カジキのトマトグリル
【材料( 2人分)】※2枚一緒に焼きます
・カジキマグロ 2切れ(鶏むね肉でもOK!)
・トマト 中2個
・バジル 適宜(パセリやミントでも)
<調味料>
・植物油 小さじ2
・醤油 大さじ1
・小麦粉 小さじ1
【レシピ】
1. カジキは湯で表面を洗い(60度くらいの湯をかければOK。臭みが取れる)、水けをふいてうすーーく小麦粉をまぶす(焼くときに型崩れしない)。トマトはヘタを取り、1センチ幅の輪切りにする。
2. フライパンに植物油をひき、トマトとかじきを並べてから中火にかける。かじきの両面にうっすら焼き色がついたら、蓋をして2分ほど蒸し焼きする。
3. 蓋をあけて、水分を飛ばすようにさらに1分ほど焼き、全体に醤油をまわしかける。 カジキの上に、ぐしゃっと焼き崩れたトマトをのせて盛り付ける。
※ バジルを添える場合は、仕上げの時に鍋の端っこでちょっとだけ焼くとよい。
Naoko’s comment
りこさん、ハイボール合いそうですね♡ 実は、あまり魚が得意ではない我が家の子供達。かじきは好きなので、よくメニューに登場するのですが、ただシンプルにバター醤油で味付け、がほとんど(笑)。トマトとのコラボレーション、試してみる!
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や大好きな旅で得たモダンなエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。テレビ、ラジオ、雑誌のほか、『いとしの自家製』『きょうから、料理上手』など、著書多数。すきあらば旅!で、ワインや日本酒、調味料の蔵、市場、レストランをめぐる旅をしている。無類の食いしんぼうで、通いつめる台湾では1日8食?!
FRaU(WEB)やFOODPORTでも連載中。代官山で料理教室主宰。
Instagram @yamawakiriko