週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
今回から3回にわたって、3×3でできる湯豆腐のバリエーションをご紹介します。
湯豆腐って、かんたんで、身体が温まるだけでなく、ヘルシーで、冬の身体リセットにはぴったり。でも毎回、昆布入れて、ポン酢だと飽きますよね。
今回は台湾の朝ごはんの定番、豆乳のスープ=鹹豆漿風の湯豆腐。
豆乳のイソフラボンという成分には、女性ホルモンを調える(多い場合は減らし、少なければ補う)働きがあるそう。朝ごはんにも◎
鹹豆漿 (シェントウジャン)風、湯豆腐
【材料( 2人分 )】
・豆腐(絹がおすすめ) 1丁
・豆乳 400ml
・セリ 1わ(またはクレソンや三つ葉でも)
〈調味料ほか〉
*酢 小さじ2
*塩 小さじ1
*酒 大さじ2
【レシピ】
1. 豆腐は6等分する。セリは3、4センチに切る。
2. 鍋に、豆乳、豆腐、*をすべて入れて、中火にかけ、ふつふつ沸いてきたら火を弱め、蓋をして、ぐらっと沸いたら、セリを加える。
※酢をいれることで、豆乳が少し固まるようになり、もろっとします。ゆるーーい豆腐で豆腐を食べているような新食感を。
※セリには火を通しすぎないほうがおいしい。
※お好みで、辣油や醤油を少したらして。
Naoko’s comment
冬は週に2回は鍋を楽しむ我が家。簡単だし、部屋も暖かくなるし。材料も高くなくて、次の日もスープやおじやで楽しめるから! 台湾の湯豆腐♡ 行ったことないけれど、行ったつもりで楽しみます(笑)。
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や大好きな旅で得たモダンなエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。テレビ、ラジオ、雑誌のほか、『いとしの自家製』『きょうから、料理上手』など、著書多数。すきあらば旅!で、ワインや日本酒、調味料の蔵、市場、レストランをめぐる旅をしている。無類の食いしんぼうで、通いつめる台湾では1日8食?!
FRaU(WEB)やFOODPORTでも連載中。代官山で料理教室主宰。
Instagram @yamawakiriko