週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
お客様を招いたり、家族が集まったりする機会が多い季節。今月は、忙しくても作れる&おもてなしにも胸をはって出せるお料理をご紹介します。もちろん、3×3です。
丸鶏。それは、めんどうなものではなく、この季節、見たら買い!の超ラクチン食材です。
ローストはオーブンも必要ですし、加減も難しかったりしますが、鍋にすぽっといれるだけのこちらは、滋味深く、ほっとする味わい&びっくりするほどカンタンで、失敗しないレシピ。
鶏をいただいた後のスープには、ごはんを入れてリゾット風に。はたまた、うどんをINするのもよし。〆まで楽しめます。
〜お知らせ〜
今週土曜日は、六本木ヒルズにある「g GIFT AND LIFESTYLE」×AMARCのイベントに出演させていただきます。私は、13時から、テーブルコーディネート&火を使わないこじゃれたおつまみの講座を。年末のお忙しい時期だと思いますが、足をお運びいただけたら嬉しいです。(14時からは大草さん登場!)大草さんにもお会いできる? 泡で乾杯したい♡ 楽しみにしています。
プーロポー(Poule au pot)
【材料( 3,4人分)】
・丸鶏 1.5〜2kgくらいのもの
・かぶ 4個(茎付き)
・りんご 半個
〈調味料ほか〉
・塩 小さじ1と1/2
・胡椒 適量、お好みで
・水 適量
【レシピ】
1. 丸鶏はお腹の中を洗い、塩のうち、小さじ1/2をもみこむ。りんごは、皮をむき2、3センチ角に切り、鶏のお腹に詰める。
2. 鍋に1を置く。皮をむいて4等分したかぶを周りに並べる。茎(葉)も3、4センチに切り、入れる。 白ワイン、残りの塩を入れ、水を鶏にひたひたになるように加える。キッチンペーパーやクッキングシートをかぶせて表面を乾燥させないようにして、外蓋もして中火にかけ、沸いたら火を弱め1時間煮る。
※いったん冷まして、食べる時に温めると、よりしっとりとしておいしい。
※おいしい塩やマスタードをつけて食べてください。
Naoko’s comment
わあ! 我が家に丸鶏は、手に負えない、と思っていました。そっか、丸ごとすっぽり入る鍋はあるからできるかも。クリスマス会があるから、そこでトライしよ♡ 今週末、14日のイベント、楽しみにしています!
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たモダンなエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『きょうから、料理上手』など、著書多数。すきあらば旅!で、ワインや日本酒、調味料の蔵、市場、レストランをめぐる旅をしている。無類の食いしんぼうで、通いつめる台湾では1日8食?! そのおススメが1冊の本になりました。「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ、12月9日発売)おいしいだけじゃない台湾、とくに台北の魅力がたっぷりです。
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