Blog大草直子の毎日AMARC

オンラインで花を頼み、 友人に花を送って頂きました♡

以前、この場所でも書いたと思うのですが。踊ること、食べること、おいしいお酒を飲むことが、長く私の「ストレスリリース」の方法なのですが、実は花を活けることも、それに入っていたことに気付いたのはここ数年のこと。近所の青山フラワーマーケットで、その日の気分で花を選び(たいてい白×グリーンかペタルなカラリングになるのだけれど)、花器をスタイリングし。どのスペースに置いてあげたら一番映えるかを考えます。そうして、時に活け替えたり、飾る場所や角度を変えたりして、できるだけ長く楽しませてもらいます。

あまり香りが強い花材は好きではないのですが、ときに、バラやユーカリの香りを玄関にセットすることもあります。花に触れることは、大げさのようですが、無の境地になれるので、私にとってはとても大事な習慣になっていました。

が!

その、青山フラワーマーケットは緊急事態宣言以前からお休みに入り。どうしようかなあ、と思っていました。花材は限られるのですが、久しぶりに近くの花の問屋さんへ。あった♡大好きな淡いピンクのバラ。8本くらい元気な花が入って1000円(税込み)。とげもかなり太くて硬く、葉ももしゃもしゃして元気。香りも強い♡ 忙しい毎日だったら、きっととげで指を傷つけてしまったかもしれませんが、今は時間があるので、丁寧にとげを取り、葉をトリミング。さまざまな花器に飾っています。

韓国で購入した、小さな仏像ともWABARAは会う気がします。

そんなこんなで花を探していた時に、大好きな友人から、バラのブーケが届きました。聞けば、フォトグラファーの彼女、以前取材をしたことがある滋賀守山のばら園「Rose Farm KEIJI」でオンラインオーダーしてくれたそうで。HPを見てみると、日本のオリジナル品種を生み出し、「WABARA」を世界に発信しているのだそう♡ わあ。見たこともない繊細な色、そして形。なんてきれいなんだろう。海外のバラが、華やかなローブデコルテのドレスだとしたら、このバラは繊細で優しい和服。今度、私もオーダーしてみよう。

たしかに!紫陽花の季節がすぐそこに。

そしてもう1件。友人のSNSで見て知ったのですが、THE LITTLE SHOP OF FLOWERSでは、今オンラインでオーダーし、宅急便で届けてくれると聞いてすぐにオーダー。コメント欄に、「できたら鮮やかな花以外でお願いできたら」とリクエストしたら、アジサイやチューリップも入った、なんともハッピーなブーケが届きました。すでに問屋で手に入れた、淡い色のバラと一緒にしたら、とてもドラマティックに。眺める角度によって表情を変えてくれるので、1日見ていられます。

どれだけ花が私たちの生活を潤し、気持ちを癒し、和ませてくれているか――今、思いがけずたくさんの花がいてくれる空間に、心から感謝しています。