Everyday happy大草直子の毎日AMARC

2020.08.24

昨日に続き、 改めて「老い」を考える【2回目】

昨日の「老い」について考える、読んで頂けましたでしょうか? 週末に重いなあ(笑)、と置いておいた方は、ぜひ今週ご一読くださいね。

この記事、ずっと考え続けて、心から離れません(笑)。昨日1日テレビの収録で一緒だった、同い年のヘアメイクさんにも聞いてみました。

「“老い”って考えたことある?」

「あるよ~、もちろん。特に最近。このままフリーランスでいつまで働けるかな、とか、(私は未婚だから)両親が死んだらどうしよう、とか」

そうか……。老いる、ということは「死ぬことの準備」のようなことも入ってくるのかもしれませんね。子供がまだ小さいと、自分が死に向かっている、ということよりも「彼女たちを育てあげること」(生の可能性が溢れている)に夢中で、考えられなかった。

良いとか悪いとかではなく、環境や状況によって、色々ありますね。

件の女友達に追加で聞こうとラインしたら、また正直なコメントが。

「コロナで誰しもが内省的になってしまうという大前提で。いつも前向きでやる気に満ちた1歳年下の女友達がぽろりと一言。“私たちの人生も、そろそろ下り坂かなあ”と。“体力、気力、美貌。色々な可能性が下り坂”と。なんだか、悲しくなると同時に、ハッとしたのよね」

続けて「こうやって、喋ったり、書いたりしたほうが、恐怖を乗り越えられるのかも」

また私のケースに戻ります。

・病院に行く回数が増えた(ここ十数年、健康診断以外行っていない)

・ホルモンバランスが明らかに乱れた

・夜に何度か目が覚める

・二の腕の後ろの贅肉がとれない

・目尻のシワが明らかに深くなった

こんな感じかな。

気力は落ちない。やりたいことがたくさん。常に「やってみたい」が溢れているから、優先順位をつけるのが大変。体力は落ちた。けれど、気にしない。人の助けを借りたり、休憩を多くとったりして、「今の自分のスピード」を守るように。美貌(笑)。ないな(笑)。自分を好きでいたい、自分でいることに心地良くいたいので、色々トライはしています。ホットヨガに通うのもそのせい。身体を軽くしておきたい、心の可動域も広くしておきたいのと、あとは「身体の重さにコントロールされたくない」「身体の自由を、自分の管理下に置いておきたい」から。誰かのアイコンになろうとか、憧れる対象でいたい、とは全く思いません(なれるかは別にして)。様々な状況もあり、否が応でも、「自分と向き合う」ことに徹底した結果、私の場合は、「老い」は怖いものではないみたい。あ、もちろん来年はわからないし、10年後もそう言っていられるかはわからない。「老い」が、だんだんと生から死に向かう、その状態を言うのだとしたら、その公平な事実と戦って疲れるよりは、「共にいる」ということを選びます。もちろん「戦う」ことは「抗う」ことで、結果、その人はうんと「老い」から遠くにいることができる――という可能性もあるのだから、自分なりの付き合い方で良いのです。

このことを2日間考え続けて思いました。

「老い」は怖くないけれど「老ける」は嫌だなあ(笑)。様々な意味がありますが、ドキッとしたのが「古くなって品質が悪くなる」「老いる」は状態を言うけれど、「老ける」は心の在り方や努力まで透けて見えるとしたら。「老けたら」いやだああああ(笑)。

2回にわたり、「老い」についてお話ししました。インスタには、30歳になったばかりの方や、30代後半で変化を感じていますという方。私から見ると「お嬢さん」のような年齢の方からもコメントを頂いています。もう少し、深掘りします。インスタライブなんていういのも、良いかもしれませんね!

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