週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
ジュリエンヌ(julienne)はフランス語で千切りのこと。残り野菜も千切りにしてスープにすると、ぐっとあか抜ける上に、食感が優しくなって食べやすくなります。
でも千切り? ちょっと面倒ですよね、ここはスライサーに頑張てもらってください。かぶや、じゃがいもでもおいしくできます。もちろん、数種合わせるのもおすすめ。
ちなみに、サラダジュリエンヌは千切りサラダ。レギンスかスパッツか、みたいな?言い方ひとつで気分が変わりますね(笑)。
キャロット&ジンジャー、スープジュリエンヌ
【材料(2人分)】
・にんじん 1本
・しょうが 2かけ(20~30g好みで)
・鶏ガラスープまたはだし 500ml
【調味料ほか】
・酢 小さじ1
・塩 小さじ1/2(スープの塩味によって調整してください)
【レシピ】
1. にんじんとしょうがは皮をむいて、太目の千切りにする。
2. 鍋に、鶏がらスープを入れ、1を入れて中火にかけ、沸いたら火を弱めて、酢を加え、蓋をして10分煮る。
3. 味を見て塩で整える。
※ブロッコリースプラウトをトッピングしましたが、パセリや、タイムでも。粉チーズをふってもおいしい。
Naoko’s comment
いつもサイの目に切り、スープを作っていましたが。なるほど千切り! かみごたえもあら。腹持ちも良くなりそうで不思議(笑)。酒に合う、腹持ちが良い。永遠に私のテーマです!
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。旅好きで、最近は特に台湾ラブで、この6月には新刊「台湾オニギリ」(主婦の友社)を刊行。台湾の“ごはんもの”レシピがずらっと並び、お子さんと作れる“新しいオニギリ”が楽しい本。台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)と合わせてお楽しみください。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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