vol.1とvol.2の2回に分けてお送りした金沢の感動記録。いかがでしたか？ ご紹介した食・酒・人以外にも、今回の金沢出張ではたくさんの出会いが♡ そこで、既出のお店を含め、美味しくて楽しい金沢のアドレスを、まとめてお届けします。

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金沢の「食」

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■「穂濤（ほなみ）離れ」

金沢の老舗料亭「穂濤」のすぐ隣にある「穂濤 離れ」。明治末期の邸宅を改装した「穂濤」に対し、「穂濤 離れ」は、靴を脱がずに楽しめるようにと､金沢や岐阜の材で造られた空間で、料亭の新しいスタイルを提案。現在はランチのみの営業。「穂濤」と同じ料理場で作られる、目にも胃にも美味しい「くずし懐石」には、加賀の食材と九谷焼の器がふんだんに使われています。

■金澤主計 鮨処「あいじ」

「主計」と書いて、「かずえ」と読む、茶屋街の一角にある、金澤主計 鮨処「あいじ」 。金沢片町にある名店「鮨処 あいじ」の姉妹店。ホタルイカにガス海老に、のどぐろ。繊細な手仕事がほどこされた、金沢の地のもののおすしが頂けます。茶屋様式の風情ある店構えも魅力。テーブル席の窓からは浅野川を望めます。

■四知堂（スーチータン） カナザワ

朝８時から営業していて、朝食も頂ける「四知堂（スーチータン） カナザワ」。オーナーが台湾で出会った友人とともに構想した、台湾の食文化と北陸の豊かな食材を融合させた創作料理が楽しめます。テイクアウトも可能。夜は台湾鍋が頂けるそう！

■ マキノンチ

オーナーシェフの牧野浩和さんの家、から名付けられた「マキノンチ」。その店名が表すとおり、なんとも居心地の良い空間で、牧野さんの食材に対する愛情とリスペクトが詰まった料理と時間を楽しめます。ソムリエールが選んでくれる、ワインとのペアリングコースもおすすめ。一階はキッチンが見え、最後の仕上げも間近で見られるコの字型のカウンターがあり、地下には個室も。

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金沢の「器・グラス」

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■きりゅう

器が生きてきた時間と「今」を楽しくアレンジしたい、そんなマダムのセンスと審美眼で集められた、骨董の器と古道具が揃います。輪島塗の漆器に、九谷焼や珉平焼きの器。時代も江戸から昭和までさまざま。それぞれの器が紡いできたストーリーを思い浮かべながら、日常で「使う」ことで、暮らしがより豊かに奥深く。

■factory　zoomer／shop

ガラス作家・辻和美さんの世界観と美意識、そして「好き」がぎゅっと詰まったお店。工房で出来上がったガラス作品と、辻さんがセレクトした作家さんの作品や洋服を販売しています。カフェスペースもあり、犀川（さいがわ）を眺めながら、ゆったりとお茶とお菓子を楽しむことも。

■sayuu

彫金師の竹俣勇壱さんの作品が静かに並ぶお店。東山の町家を改装した店舗は、観光地にありながら、時間の流れがゆったりと穏やか。落ち着いた空間で、竹俣さんがひとつひとつ丁寧に作り上げたジュエリーやカトラリー、石川県にゆかりのある作家の器や小物など、セレクトアイテムもゆっくり選べます。

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金沢を「楽しむ」

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■髙木糀商店

江戸時代、天保の世に創業。190年の歴史をもつ「髙木糀商店」。創業以来受け継がれてきた、建物、道具、製法を大切に、日々糀と向き合いながら作られた、味噌や甘酒は、まさに日本の食文化の原点をなすもの。毎年1月末から４月中旬までは、味噌づくり体験もできます（ご興味のある方はぜひ事前にお電話を）。歴史とこだわりの詰まった糀、味噌、甘酒、そして味噌づくりのキットはオンラインストアで購入することも。

■SKLo

金沢市の香林坊、せせらぎ通りの裏手にあるギャラリー「SKLo（スクロ）」。私たちが訪れたタイミングでは、ガラス作家・有永浩太さんの作品を「薄紅」というタイトルで展示、販売していました（〜3/30で終了）。ギャラリーのしつらえは、展示する作品に合わせて、毎回変えているのだそう。4月3日〜18日は掛軸展、4月24日〜5月9日は金沢市在住の陶芸家・中田雄一さんの “白釉と地土”の展示を予定。同じ通りの数軒先には、SKLoのオーナーが、チェコやドイツで買い集めたアンティーク家具や雑貨を販売する「SKLO room accessories」があります。

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金沢に「泊まる」

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■kenroku旅音

兼六園から徒歩数分の住宅街にある、町屋を改装したお宿。明治時代に建てられた祖父母の自宅を、オーナーが「残せるところは残し」リノベーション。布団を使えば、10人以上が泊まれるので、友人とのグループ旅行や家族との旅行にぴったり。水入らずで、ゆっくりと癒しの時間を過ごせます。

【協力】
金沢市観光公式サイト「金沢旅物語」
金沢市観光協会インスタグラム： @kanazawa_kankou