Everyday happy大草直子の毎日AMARC

2021.05.10

SNIDEL BEAUTY石川雅子さんに聞く、 今メイクをする意味

昨日アップした記事、読んで頂けましたでしょうか? ひょんなことで出会った、SNIDEL BEAUTYの口紅。自分がずっと愛用しているほかのアイテムともつながったりして、「パワーアイテム」のもつ力って、良いよね。

さて、あまりに感動したため、突撃メール取材をさせて頂いた、SNIDEL BEAUTYディレクターの石川雅子さん。たくさんのメイクアップブランドがある中、どうしてこのブランドを立ち上げたのか、そして今、メイクをする意味をどう考えているのかを伺いました。

――ブランドのコンセプトは?

CLEAN BEAUTY をコアなコンセプトに、サステナブル、ナチュラルであることにこだわりながら、それでいてコスメとしての華やかさや機能にもこだわって開発したブランドです。製品、パッケージ、店頭やスタッフのユニフォーム、販促物や普段お客さまの目に触れないツールまで、出来るところに関しては極力サステナブルなものを開発、採用しておりこれからのブランド活動の隅々まで、サステナブルな未来のための気づきのきっかけをちりばめていくことを目指しています。

また、お客さまと分かち合いたい価値観としては今を生きる女性たちが、年齢や社会的な役割の中で、これというスタイルや固定概念に縛られることなく、自由に自分らしい女性らしさを解放し、表現していけることも目指しています。

ちなみに、SNIDELというアパレルブランドとの関係性ですが、SNIDEL BEAUTYのブランディングはそれとイコールではありません。言うなれば、コスメは服よりもさらに女性の内面に近いものだと思うので、SNIDELのファンである、私よりも少し後輩の女性たちは、これからの社会を生きていく中で、葛藤も、向上心もキャリアビジョンもしっかり持っているはずで。そんな彼女たち、そしてわたしたちの気持ちに寄り添う、自立した女性のために、ポジティブなメッセージを発信していきたいと思っています

なんか、AMARCがやりたいことと似ている♡だからプロダクトを通じて伝えたいことに共鳴し、惹かれたのでしょうね。

――石川さんにとって、メイクをすることの意味は?

コロナ禍のマスク生活が1年以上続き、メイクアップするモチベーションが下がったとよう言われますが、同時に個人的にはこの1年余り、メイクの持つ意味をとても強く感じさせられました。それは人に見られるためのメイクではなく、自分のためのメイク、自分が心地よくいるためのメイクアップがやはり必要だということです。わたしはたとえリモートワークで1日中家にいる時でも、ふと鏡を見た瞬間に自分らしく、前向きな気持ちでいられるかと考えてメイクアップやスキンケアをしています

強く同感です(笑)♡ 私自身、おしゃれをすること、メイクをすること。「以前の常識」に無理に戻そうとせず、今の、そしてきっと変化するであろう未来に柔軟に合わせていきたいな、と思います。

ビッグブランドだとなかなか難しい、「作り手の想い」や「作り手のメッセージ」。ファッションに限らず、これからも伝えていきたいな、と思っています。

PREMIUM MEMBERS ONLY
プレミアム会員限定

こちらの記事や機能はプレミアム会員の
お支払い完了後にご利用いただけます。

プレミアム会員特典一覧

AMARCメンバーになる

プレミアム会員の方のログインはこちら

top