週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
最近、“台湾パイナップル”をよく見かけませんか? 実は諸般の事情で、今年は例年になく台湾のパイナップルが日本に入ってきています。これがおいしい! 実は私が台湾で開眼した食材のひとつです。甘みがくどくなくて、繊維が優しく、独特のツンとした感じがなくて、なんと芯まで食べられます。だから丸ごと1個買いがおすすめです。
まずはそのまま、少し残してぜひ焼いて!食べてみて下さい。どう焼くのか?今回は禁断のバターキャラメリゼをご紹介します。器の中で層に重ねるデザート、トライフルはカスタードクリームや生クリームを使うことが多いですが、さっぱりとヨーグルトで。
キャラメルパイナップルのトライフル
【材料(作りやすい分量)】
・パイナップル 1/3個(200gほど、カットしてあるものでもOKです)
・ヨーグルト 適量、お好みで。
【調味料ほか】
・バター 30g
・きび砂糖(または黒砂糖粉末)80g
【レシピ】
1. パイナップルは2,3cm角に切る。
2.フライパンを弱火にかけ、バターを入れてすこし溶けてきたら、砂糖を加えて優しく混ぜる。砂糖の水分が出て泡立ってきたら、1を加えて、そのまま優しく絡めるように煮詰める。パイナップルが少ししんなりし、煮汁が1/3ほどになったら火を止めて冷ます。。
3.器に2とヨーグルトと交互に盛り付ける。
※ミントの葉を飾っています。
※そのまま食べてもおいしいし、辛口のスパークリングやバーボンのロックに合う……と私は思います。
Naoko’s comment
なんと! キャラメルって自分で作れるんだ(笑)。しかも、簡単。ダイエットを気にする、年頃の娘、55歳の夫、48歳の私にぴったりです♡しかも、台湾パイナップル、意識したことがなかったので、チェックします!
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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