週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。

秋っぽくなってきました。いも・くり・なんきんが美味しい季節。今日ご紹介するのはなんきん、つまりかぼちゃです。
実は収穫時期は夏から初秋で、追熟して甘みが増したところが食べごろなので、秋から冬に美味しいと言われます。9月ごろのかぼちゃは晩秋のものと比べるとすっきり系。シンプルにフライパンで焼いて、バターでコクをプラスし、これから冬に向けて少しずつでてくるレモンをアクセントにしてみました。鉄のフライパンならそのまま食卓へ。
かぼちゃのレモンバター焼き
【材料】
・かぼちゃ 1/4個(350gほど)
・レモン 1個
【調味料ほか】
・塩 小さじ1/2
・バター 20g(有塩)
・植物油 小さじ2
【レシピ】
1.かぼちゃは種だけを取り、キッチンペーパーを濡らしてつつみ、耐熱皿に入れて、ふわっとラップをかけ600Wの電子レンジで3分加熱する。そのまま少し冷ます。
2.1の皮を、半分ほど剥き、(食べやすい)1cmの厚さに切る。フライパンに植物油を入れて、かぼちゃを並べて中火にかける。
3.レモンは半個分を絞り、半個は厚めの輪切りにする。2が焼けてきたら、返して、バターとレモン汁、輪切りのレモンを加える。かぼちゃの両面がこんがり焼け、レモンも少ししんなりしたら、塩をふってできあがり。
※ 塩は食べる直前、仕上げにふったほうが少なくてすみます。
Naoko’s comment
わああああ。好みだ、りこさん。鉄のフライパンも、先日新調したばかりだ! 嬉しい! やってみます。おやつにも良さそう。もちろん白ワインにも♡
Profile

山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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