週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
牡蠣の季節。エキスを上手に引き出して牡蠣のうま味が光るお味噌汁にします。
具は、牡蠣と長ねぎだけ。豆乳と味噌でコクを出します。シンプルな冬のごちそう。
牡蠣からじわっとエキスを引き出す方法はいろんな牡蠣料理に使えます。このエキスでご飯を炊いてもおいしいですよー。鍋の中で牡蠣がふくらんでぷるんぷるんになるのがわかります。
牡蠣の豆乳味噌汁
【材料(2人分)】
・牡蠣 6切
・豆乳 500ml
・長ねぎ 半本
【調味料ほか】
・片栗粉 小さじ2(牡蠣の下処理用)
*酒 大さじ2
*塩 小さじ1/2
・味噌 大さじ1
【レシピ】
1. 牡蠣は水洗いし、水けを切って片栗粉をまぶし軽くもんで、洗う。(臭みと汚れがきれいに取れます)鍋に入れて、*を加えて中火にかける。じわっと熱くなってきたら火を弱め、じっくり牡蠣からエキスを出す。
2. 1から牡蠣だけを取り出す。小口に切ったネギ、豆乳を加えて中火にかけ、ふつと沸いてきたら、味噌を溶き入れる。
3. 2に牡蠣をもどしてひと煮立ちしたら、器に盛る。
Naoko’s comment
う、う、うわー♡なんておいしそう、そして温まりそう。牡蠣は夏もあるけれど、冬牡蠣のほうが良いかも、この湯気を見ていたら思いました! やってみまーす。
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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