
今季、真っ先に買った秋の靴は、ペリーコのボリュームローファーです。コバがしっかり、少し厚底で、重量感のある1足。ローファー、ボリュームシューズは、両方トレンドのキーワードでもあるので、シンプルな着こなしがちょっぴり今年のムードになって、とても気に入っています。ローファーは、元々、イギリスの上流階級の人々が、室内で履くための「紐がない靴」。男性が履くものだったので、やはり、イメージはマスキュリンでハンサム。たっぷりとしたウールのパンツはもちろん、逆に甘いレースのスカートなんかともコーディネートしやすい! ワンピースなんかも良いですよね。こうした「男靴」は、甘さ過多にならず、程よくビターな味わいにしてくれます。

でもさ(急にラフ)、私たちには「女靴」も必要なのよ。(さらにラフ(笑))同じペリーコで見つけたのが、ミンクのミュール。

これはまだ手に入れていないのですが、90%買おうと思っています。毎日履くわけではないけれど、数か月に一度は絶対に必要。見ているだけでうっとり♡ ダメージの効いたデニムと履くも良し、ドレスとも最高に素敵。黒の透けるニットに、黒のワイドパンツ。そしてこのミュール――なんていうのも良い! ポインテッドのトゥが、少しシャープでモードで、良いんですね。キャリー・ブラッドショーみたいに、ツヤツヤの筋足で履きこなしたいな。

ね、私たちには両方、必要なんですよね!