暑い寒いを繰り返した今年の秋。10月は、なんと10万年の中で一番気温が高かったそうで。記録が残っているのかな(笑)。Tシャツで歩ける日があったくらいで、最近は、大体、Tシャツや薄手のニットにレザーを重ねる作戦にしています。
ある日は、透けるニットにガリャルダ ガランテ×チンクワンタとのトリプルコラボのライダース。しなやかで滑らかなラムレザーを使用していて、何より、珍しいイエローゴールドの金具が、リッチでエレガント。デニムやフラノのパンツはもちろんですが、レースやフェザー調のスカートなど、レザーのアウターと真反対に位置する女性らしいボトムスとコーディネートするのも好きです。開いた開襟の襟や肩章、胸元やウエストのポケットなど、用の美を備えているオーセンティックな1枚なので、この先も大事に着るつもり。
もう1枚は、昨年かな、買ったセリーヌのノーカラージャケット。ナポレオンジャケットのように、ダブルに並んだボタンが特徴で、とてもシック。着るだけで、ぐっと存在感が増すので、ディナーなど、夜の時間にも活用しています。襟がないので、中に着るインナーを選ばないのも優秀。軽いから持ち運にも便利で、秋のはじめから春まで「使い倒し」ます。スウェットやジャージーライクなパンツなど、私なりにストリート風に落とし込むのが好きです。
こうして挙げてみたら、なんとイタリアとフランスの一騎打ちではないですか(笑)。いや、戦いでもないし、どちらももちろん素敵なんですがね。実は、COACHのシルバー金具のライダースも持っているので、イタリア、フランス、アメリカと揃いました(笑)。経年変化も好きなので、これからも愛着をもって着続けようと思います。