【人生の地図】「今」しかない / Now is the only time Yoko.C.Okusa

「1000万円手に入ったら幸せになる」「運命の人と出会えたら幸せになる」。目標を掲げてそれに向かって進むのは、良いことのように思えますよね。でもその過程でも幸せを感じるためには条件があります。

それは、そのゴールだけが幸せだと勘違いしないこと。一定の「ゴール」に期待しすぎることは、「今」に感謝していないことと同じです。そのゴールに集中し過ぎるあまり、それ以外のことが、あなたにとって幸せではないことになってしまう。そうすると、私がいつも言っている「今、ここで生きること」ができなくなります。

でも、実は、「〜したら幸せになる」と思うこと自体、本末転倒なのです。本当は、「幸せを感じながら仕事をしていたら、いつの間にか1000万円手に入っていた」だし、「一人でいることに幸せを感じながら生きていたら、その生活の中で出会った人が運命の人だった」なのです。

ゴールを掲げることは、やりがいになるけれど、あまりにもゴールだけが幸せだと思って生きてしまうと、そこにたどり着くまでの過程が苦になってしまったり、途中でもしかしたらゴールを変えるべきだったのに、意固地になって古いゴールに向かい続けようとしてしまう、なんてこともあるでしょう。

いつも同じことを言うようですが、私たちの幸せは、今をどう生きているかにかかっているのです。みなさまは、このコラムを読んでいる今日という日をどのように生きますか？

Profile

Yoko Concepcion Okusa

2011年からマウイ島、オアフ島でプエルトリコ系アメリカ人の夫と、男の子2人の子供たちと大自然に触れながら暮らす。AMARCを主宰する、大草直子の実妹。2020年にカリフォルニアに移り、今はサンディエゴ在住。2014年から、その人に必要な天然石やチャームをカスタマイズして作るお守りアクセサリー「4L（フォーエル）」を始める。今は4Lを展開しながら、クライアントとその人のハイヤースピリットと対話する「ハートを開くセッション」を開始。今後オンラインセミナーなども予定している。
Instagram：@4l_amulets_hawaii_