Blog 大草直子の毎日AMARC

【人生の地図】鏡の中の人 / Man in the mirror by Yoko.C.Okusa


写真はちょうど私がこの人間社会に嫌気がさしていた、ハワイ在住時代。でも希望を捨てずに生き続けることができたのは、息子たちにまだまだ素敵な地球での生活を体験して欲しかったから。目の前の鏡に映った人から始め、今度は目の前にいる愛する人たちにメッセージを伝える。一歩一歩、ゆっくりでいいと、あの歌のメッセージがいつも伝えてくれています。

タイトルを見て、聞いたことあるな? と思った方もいるかもしれません。そう、今は亡きマイケルジャクソン氏のヒット曲の一つ「Man in the mirror 」です。とても簡単に歌の内容を要約すると、「何かを変えたいのなら、自分(目の前の鏡に映っている人)から始めれば良い」というメッセージを伝えています。私は、彼が歌うこのメッセージを理解した時に、とても救われたのです。その当時私は、この現代に嫌気が差していた。欲だらけの人間による地球破壊が進み、情報過多、しかも嘘の情報による洗脳によって人々の心はどんどん迷子になり、病んでいく。微力ながら自分のソーシャルメディアでメッセージを発信していたつもりだったけれど、私の声は色々なノイズにかき消されていくと感じていたのです。その時に、この歌の歌詞が改めて頭に入ってきた。大それたことをしなくてもいいのだ、その声が一人にでも届いて共感を得られたり、その人が元気になればいいんだ。地球破壊の問題になっているゴミも、それこそ本当に微力だけど、自分からできるだけ出さないように工夫して生きればいいのだ。と思えたのです。

塵も積もれば山となる。

私はそれから、私という一人の人間ができることに集中できるようになりました。そして、一人きりだと思っていたけれど、そんな消えかかっていた私の発信をきちんと受け取ってくれていた人達も現れた。一人だと思っていたのは私の勘違いで、同じように思っている人が沢山いたのです。

今、あなたの目の前にある鏡に映っているその人から何が始められるか、考えてみませんか? それはきっと、あなたが思うより大きな影響力を、誰かに及ぼすことでししょう。




Profile

Yoko Concepcion Okusa

2011年からマウイ島、オアフ島でプエルトリコ系アメリカ人の夫と、男の子2人の子供たちと大自然に触れながら暮らす。AMARCを主宰する、大草直子の実妹。2020年にカリフォルニアに移り、今はサンディエゴ在住。2014年から、その人に必要な天然石やチャームをカスタマイズして作るお守りアクセサリー「4L(フォーエル)」を始める。今は4Lを展開しながら、クライアントとその人のハイヤースピリットと対話する「ハートを開くセッション」を開始。今後オンラインセミナーなども予定している。
Instagram:@4l_amulets_hawaii_