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素揚げじゃがいもの肉じゃが by 地主晋

自炊する回数が格段に増えている今。 家時間を少しでも楽に楽しく、健やかなものにするために―― 。 すぐに実践できる、お役立ちレシピをお届けします。趣旨に賛同してくださり、お忙しい中、すぐにご協力下さったみなさま、ありがとうございました♡

記念すべき第一回は、大草と夫婦ぐるみ(!)で仲の良い、フォトグラファー 地主晋さんの肉じゃがのレシピ。大学で初めて一人暮らしを始めたときにどうしても食べたくなり、お母さまに教えてもらったのだそう。結婚後も地主家の定番メニューになっているという、肉じゃがとは?


関西の「炊いたもん」で育ってきたので、煮物はカチッと煮切ったものが好きです。

関東風の汁だくの肉じゃがとは違い、じゃがいもに箸を入れると、表面にはコテっと煮切った醤油が絡んで、中は芋そのものの「白」っというのが、私の中でのスタンダードです。

素揚げじゃがいもの肉じゃが

【材料(約4人前 )】
・じゃがいも 600g
・豚3枚肉(いわいるバラ肉) 450g→厚めのスライスで。
・インゲン 150g
・酒 100cc
・みりん 大さじ2杯
・水 100cc
・砂糖(ザラメがおすすめ)大さじ2杯
・醤油 130cc

※じゃがいもは新じゃががおすすめ。なければお好みで。見かけが良いのはメークーイーン。なるべく中玉くらいで大きさの揃ったものを選んでください。


【レシピ】
1.じゃがいもの皮を剥き、大体の大きさを揃える(火の通りが均一になるように)

2.180度くらいに熱した油でじゃがいもの表面が色づくまで素揚げする。(煮汁が少ないので、6割方火を入れる)

3.じゃがいもを揚げている間に、酒、水、みりんを合わせたものを煮立て肉を入れてザクッと火を通す

4.肉に火が入ったら同じ鍋に(底広の鍋が良いかと思います)素揚げしたじゃがいもを入れる。ざっと混ぜたら、砂糖と醤油を入れ落とし蓋をする。(クッキングシートの真ん中に数カ所穴開けたものを使っています)

5.落とし蓋に煮汁が軽く当たるくらいの火加減(中の弱くらい)で5分くらい煮る。一度全体をサクッとかき混ぜて煮汁のあたりを均一にし、落とし蓋を戻して再度5分くらい煮る。落とし蓋を取って、ゆっくりとかき混ぜながら、豚の脂が出て煮汁がなくなるまで様子を見る。

6.別で湯通しして、4cmくらいに切ったインゲンを混ぜて出来上がり。


※盛り付けの際に、白髪ねぎや糸生姜をたっぷり添えるのもおすすめです。


Profile

地主晋

フォトグラファー
1986年にAPAアワード(日本広告写真家協会賞)の特選を受賞後、渡仏。88年に帰国後、数多くの広告・雑誌を手がけ、第一線で活躍している。
奥様で元スタイリストの中山まりこさんがディレクター兼デザイナーを務める「マディソンブルー」の副社長も務める。