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ジュエリーには、自分のもとにたどり着いた経緯にも、思い入れにも、さまざまなストーリがあるもの。今回は、唯一無二の存在感を放つ「Hirotaka(ヒロタカ)」のジュエリーに注目し、3人の女性がリレー形式で、ジュエリーについて、そしてヒロタカについて綴ります。
大草に続く2人目は、関西を拠点に活躍するライターの金セアルさん。感性豊かな写真と言葉で語ってくれました。
子供の頃からなぜか「アイロンがけ」の時間が大好きで、大人になった今でも忙しい時ほどアイロンの前に座りたくなります。蒸気をあげるアイロンを滑らせているうちに、忙しい心が落ち着いてきて静かになる感じ。きっと私にとっての「瞑想」のようなものなのかもしれません。かけ終わったあとは、心のシワも伸びたように「整った」と思えるんです。
その感覚は、ある朝、いつもより丁寧に身支度を済ませて、ジュエリーを選び、耳、デコルテ、指と順に着けていく時にも感じたことがありました。それ以来、忙しい朝でも背筋がシャンッと伸びて、クイックに心が整うルーティンになっています。
ヒロタカのジュエリーは、いろんな節目で厳しく温かい言葉を投げてくれる道しるべのような友人が着けていたことがきっかけで知りました。彼女が自分自身の大切なターニングポイントを迎える頃に、一列に並んだダイヤのバーのネックレスを着け始め、願いを1つずつ着実に叶えてゆく姿を見てきました。
まっすぐ横に伸びたバーのデザインは、曲がったことが嫌いで、潔い性格の彼女にとても似合っていたし、まっすぐな気持ちだけを叶えてくれる「追い風」のようなものに思えてきました。そして私にも今背中を強く押してくれる「追い風」が欲しいタイミングがやってきたので、彼女と同じバーのネックレスを迎えることに。思いが前に進みますようにと願いを込めて。
ヒロタカのシグネチャーのひとつでもある、ダイヤモンドバーをモチーフにしたネックレスとピアス。ネックレスは、空中ブランコという意味の「Trapeze(トラペーズ)」と名付けられており、その名のとおり、胸元で軽やかにスイングしながらも、芯の強さを感じる凛とした佇まいに個性が光ります。大きさの異なるダイヤモンドを贅沢に配したリングだけでなく、シンプルさをとことん追求したミニマルなリングにも、確かな意思を感じます。
最終回は、フォトグラファーの黄瀬麻以さんが登場。黄瀬さんは、以前、大草が海外で仕事をご一緒したときに、繊細に大胆に、被写体の一瞬を切り取るセンスに惚れ込んだ女性。9月25日(金)に公開予定なので、お楽しみに!
※本ページに掲載している価格はすべて税別になります。
Profile
金 セアル
(KIM SEAL)
2004年より光文社”CLASSY.”でライター業をスタート。現在に至るまでの約15年間毎号関西ページを担当。関西在住の強みを生かし、大阪、京都、神戸のあらゆるコミュニティに精通。紙媒体のみならず、トレンド発信を主とするインフルエンサーを起用したSNSのPR &マーケティングをスタート。2020年からはSDGsに特化した取り組みを展開。
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