今も、10年先もずっと好きでいられて、ずっと私を受け入れてくれる――そんなコンセプトを追求した、今季のガリャルダガランテ×大草直子のコラボレーション。真に上質なニットとコートという、今だからこそアップデートしておきたい逸品を、満を持してプロデュースしました。
大草のエッセイとリアルな着こなしをご紹介したvol.1に続き、vol.2からは、長く愛せるアイテムを上手に取り入れている、2人の女性のスナップリレーをお届け。今回は、抜群のスタイルで魅せるナチュラルな着こなしが人気のライター 金セアルさんが、私物と合わせたコーディネートを披露します。
profile

金セアル
関西在住のファッションライター。大阪、京都、神戸のあらゆるコミュニティに精通し、ファッション誌はもちろんSNSでのPRやマーケティング業務も担う。2020年より、SDGsに特化したブランドや飲食店のPR活動を強化。韓国にルーツを持ち、陶器のようなツヤ肌とスラリと伸びた高身長で着こなすスタイリッシュな装いにファン多数。
THE KNIT BEING LOVED
FOR 10YEARS

白Tシャツを効かせ、
カジュアルでも顔映りアップ
「色気があるのに、気軽さも感じられるこのニット。だから、今回はあえてスウェットっぽくカジュアルに着てみようと思いました。肌なじみのよいキャメルカラーは、下に白のTシャツをはさむと、顔映りがよくなりデニムの色もより鮮やかに。カシミヤって繊細で美しいけれど、型くずれしたり伸びてしまわないように気にしながら着る素材、という印象が……。でも、今回のニットは裏がエコペット素材だからか、ふかふかで、カシミヤなのに気遣い不要の頼もしさを感じました! これから長きにわたって、ヘビロテしそうな予感」(金 セアルさん)
THE COAT BEING LOVED
FOR 10YEARS

スニーカーでハズしを加えた、
モダンなウィンタースタイル
「このコートは、身長170cmの私でも着られるちょうどいい丈。他に類を見ない、こっくりとした落ち着きのある青みブラウンも魅力的。ただ、高身長な私の場合、濃い色のみだと貫禄が出すぎてしまうので、バッグと靴で抜け感を出しました。そう、重めの色が多くなりがちな秋冬シーズンは、白のスニーカーが私の定番アイテムなのです。今回のように透け感のあるトップスで女っぽさを加えてもいいですし、とことんメンズっぽくしても良さそう。実際に着てみて、薄いピンクの洋服を合わせても素敵になりそうだと思いました」(金 セアルさん)
MY MASTERPIECE IS…

「一人暮らしを始めるときに母から受け継いだ、黒田泰蔵さんの白磁のうつわ。大阪の東洋陶磁美術館で、日本人で初めて存命中に展覧会を行った作家さんなんです。飾って眺めるよりも、私は実際に使って愛でる派。朝昼晩の光の具合や盛りつける料理で見せる顔が異なる、生活の中の特別なアートピース」(金セアルさん)
よいものを長く使いながらも、自由な発想でアップデートを重ねていくセアルさんのライフスタイル。そんなエスプリが、着こなしにも表れているのを感じ取っていただけたでしょうか? vol.3は、10月22日(金)に公開予定。パリ発のコスメブランドに務める高山美奈さんが登場します。お楽しみに!
【お問い合わせ先】
ガリャルダガランテ 表参道店
Tel: 03-5766-1855
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PHOTOS (MODEL): AKIHITO IGARASHI
EDITOR: MISAKI YAMASHITA
【INFORMATION】
コラボレーションアイテムの全貌を
AMARC CHANNELでもご紹介!
コラボレーションアイテム開発にあたり、大草が大切にしてきたコンセプトや想いを語るスペシャルムービーを公開中! 実際の開発風景をお見せしているほか、コラボレーションアイテムのこだわりについて、熱く語っています。動画の後半では、すぐに役立つコーディネート例もご紹介。目からウロコのコーディネートテクニックを、ぜひ参考にしてみてくださいね!