Your style is you大草直子の信じるおしゃれ

2023.12.20

番外編 / 大草直子流 ジュエリー&時計合わせ【安藤優子 meets NEW6ブランド】

知られざる『安藤さんの魅力』をシェアしたいと、AMARC編集長の大草直子が自ら発案した【安藤優子 meets NEW6ブランド】企画。6つのドメスティックブランドから大草がピックアップしたアイテムとそのコーディネートをお届けしてきましたが、ここからは番外編。

安藤さんからも「独特のセンス!」と絶賛いただいた、大草直子流のジュエリーや時計、靴やバッグのコーディネート術を全2回で紐解きます。まずは、ジュエリー&時計編。


jewelry

ツイードのセットアップに、

魅惑的なスパイスを加える

TASAKIの「デインジャー」

イヤーカフ<右耳用>[WG×DIA×あこや真珠]¥363,000ネックレス[WG×DIA×あこや真珠]¥1,430,000ブレスレット[YG]¥869,000リング(右手)[WG×DIA×あこや真珠]¥462,000リング(左手)[WG×DIA×あこや真珠]¥550,000/すべてTASAKI トップス¥169,400/マディソンブルー 

マディソンブルーのファンシーツイードのセットアップに合わせのは、TASAKIの「デインジャー」シリーズのジュエリー。パールに、食虫植物やサソリ、サメなど危険な生物が持つトゲや牙、角などのモチーフを掛け合わせることで、それらが秘める“妖しい美しさ”を写した、唯一無二のジュエリーです。

デインジャーシリーズの中から、大草がまずピックアップしたのは、鋭い角を模した「デインジャー ホーン」のイヤーカフ。ホーン(角)にパールを突き刺したかのようなデザインで、横顔をシャープに魅せます。同じ「デインジャー ホーン」のネックレスは、ホーン(角)の先端が向き合うような、グラフィカルなデザイン。そして、自分の目にも周りの目にもつきやすい手元(右手)には、牙がパールから飛び出しているかのようなリングをON。

クラシカルな印象の強いツイードのセットアップに、二面性を持つパールのジュエリー――パール本来のフェミニンでクラシカルな表情と、デインジャーシリーズならではのエッジィでアンドロジナスな表情――を合わせることで、洋服と馴染みながらも、ジュエリーから放たれる魅惑的なムードがスパイスとして香り立つ、そんなコーディネートです。

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ワンピースのデザインに呼応させた、

揺れるピアスが唯一のジュエリー

ピアス[SV925×クリスタルパール×淡水パール]¥52,800/ソフィー ブハイ(エスケーパーズオンライン) ワンピース¥85,800/カオス(カオス表参道)

安藤さんからも好評だった、カオスのワンピース×ソフィブハイの揺れるピアスのスタイリング。実はこのピアス、一粒の淡水パールに、二つのクリスタルのフェイクパールがあしらわれたデザイン。淡水パールと、淡水パールからこぼれ落ちた雫のようなフォルムのフェイクパール。アートピースのようであり、有機的でもあるこのピアスが、何気ない所作のなかで、ワンピースの裾やベルスリーブの動きに呼応しながら揺れます。冬の空のようなスモーキーブルーのワンピースと、ピュアなパールの白のマッチングで、まとう雰囲気までクリーンに。

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シックなスモークォーツと

ラグジュアリーなゴールドを、

優しい”ミルクホワイト”に効かせて

リング(人さし指)[K14×スモーキークォーツ]¥275,000/ピモンテ リング(薬指)[SV950]¥36,300/ノアーク、バングル[K18YG]¥1,536,700※受注生産/キウナ(ともにエスケーパーズオンライン) コート¥154,000ニット¥39,600/ともにエイトン(エイトン青山)

人差し指のリングはスモーキークオーツ。撮影の日は雨模様だったので、一見、黒に見え、それもまたハンサムですが、光があたると、シックで洗練されたスモーキーなブラウンカラーに。安藤さんも、以前からスモーキークォーツのリングが気になっていて、探していたのだとか。薬指にはイニシャル部分がゴールドにコーディングされたシグネチャーリングを。そして、シーンを問わずつけられる、ラグジュアリーなゴールドのバングル。数はそこまで多くありませんが、ボリュームのあるジュエリーを手元に集中させることで、カジュアルな装いに、強さと豊かさが加わります。

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watch

知性と品格、そして色気が香る、

ジャガー・ルクルトの「レベルソ・トリビュート」

時計[PG、45.6×27.4 mm、手巻き]¥3,322,000/ジャガー・ルクルト リング(中指)[SV950×レモンクウォーツ]¥104,500/ノアーク(エスケーパーズオンライン) リング(薬指)[K10YG×ガーネット]¥63,800/ピモンテ コート¥86,900ニット¥17,600/スタンブリー(ヒューエルミュージアム) 

トラッドなピーコートに合わせのは、知性と品格が漂う、ジャガー・ルクルトのレベルソ・トリビュート。ピーコートのデザインに遊びこそあれ、洋服はネイビー、白、ベージュといったベーシックカラーの組み合わせ。その中に、ひとさじの「色」を時計で足しています。深みのあるバーガンディレッドのベルト、そして同じくバーガンディレッドのラッカーダイヤルにピンクゴールドのケースを纏った一本からは、大人の色香が香ります。ベルトは、オールレザーだけでなく、ポロの試合で使用するブーツからインスピレーションを得たという、レザーとキャンバスを組み合わせたスタイルも。ドレススタイルにもカジュアルスタイルにもマッチする、レベルソの新しい一面を楽しめます。

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エレガントな煌めきがもたらす、

ワンランク上の洗練。

IWCのポートフィノ・オートマティック 34

時計[SS、34mm径、自動巻き]¥1,529,000/IWC リング(左手中指・薬指<2連>)[K10]¥27,500/ピモンテ、リング(右手)[BRASS]¥14,300/ポリーナ フィレンツェ(ともにピモンテ) リング(左手薬指)[SV925×DIA×スモーキークウォーツ]¥69,300/アドリンヒュー コート¥273,900ニット¥64,900/ともにj.(j. 自由が丘八雲店)

マスキュリンなミドルグレーを、セーラーカラーという甘やかなデザインに落とし込んだコートが主役のコーディネート。合わせたのは、IWCのポートフィノ・オートマティック 34。ラウンド形のケース径は上品な34mm。時計そのものは、研ぎ澄まされたシンプルなデザインですが、ケースとダイヤルにセットされたダイヤモンドのエレガントな煌めきとステンレススチールのコンビネーションが、コートのグレーとグラデーションをなし、装い全体をクラスアップしながら、奥行きをもたせてくれます。休日は、ニットの上につけて、バングル感覚で楽しむのもおすすめ。

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ジュエリーと時計をクローズアップした番外編。いかがでしたか? 次回は、バッグ&シューズ合わせをフィーチャーします。お楽しみに!


※本ページに掲載している価格は、税込価格になります。
※価格は掲載当時の価格です。
※ショップリストはこちらからどうぞ。

Photographs / Akira Maeda(MAETTICO)
Model / Yuko Ando
Hair & Make-up / Yukio Mori(ROI)
Styling / Naoko Okusa(AMARC)
Edit & Text/Ayako Suzuki(AMARC)

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