先週に引き続き、新年に向けた特別企画をスタート！ 美容アナリスト・鍼灸師の奈部川貴子さんに監修いただき、「フェイスマップ」に基づく肌トラブルケアをご紹介します。
今週ピックアップする肌悩みは「目の下のたるみ」「眉間のシワ」「こめかみのシミ」。
本日は「眉間のシワ」編です。肌トラブルの要因と、ケアにおすすめのアイテムを知り、新年に向けて、内外からのケアで肌悩みを一掃させましょう！
＞フェイスマップについての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
眉間のシワの数は
怒りのバロメーター？！
目に関連する顔の周辺、つまり、眼球やまぶた、目の周りといった部分はフェイスマップでは「肝臓」に対応します。さらに、目の周りには肝臓と密接につながるゾーンが並んでいます。例えば、目尻のシワや乾燥ジワが気になるエリアは、肝臓とタッグを組んで脂を消化する「胆嚢」のゾーンです。
肝臓は解毒の臓器。解毒と消化、感情を支配しています。肝臓に最も負担をかけるのは、実は、怒りの感情です。眉間に筋が入ったり、青筋が立つなどといわれるのは、怒りの感情によるところが大きいのです。溜め込んだ怒りの感情は、眉間に深いシワを刻んだり肌トラブルを起こしてしまいます。周囲から見てもわかりやすい怒りっぽい人だけでなく、静かに怒りを溜め込む人も要注意。
感情のほかに考えられるのは、アルコールや薬品、添加物の過剰摂取。肝臓に負担をかけ、解毒の働きを低下させてしまいます。有害な毒素や薬物を取りすぎていると、肝臓の解毒機能が追いつかなくなり、私達の体は「別の解毒方法」を探し出します。それが「皮膚を通じて有害なものを排出すること」なのです。肌トラブルの多くは有害なものの排出であることも、覚えておくと良いでしょう。
食べ物は、ずばり「酸味」のあるものを摂取すること。フルーツ酢、梅なども良いです。東洋医学では「肝」といって、肝臓と自律神経を含む肝機能の弱まりには、酸味がいいと説いているのです。また、ゴボウ、カレンデュラ、タンポポの根などのハーブ（ハーブティーや植物療法のチンキなど）は解毒を助けてくれるので、肝臓のクレンジングにおすすめです。
Recommend Item
肝臓ゾーンにトラブルがある場合は、肌につける化粧品を選び直す必要があります。有害な化学物質を含む化粧品は、皮膚を通じて肝臓に負担をかけるとも言われています。化学物質を含まない、ナチュラルな化粧品を揃えると良いでしょう。強まりやすい怒り感情とストレスを癒してくれる、アロマ精油が配合されているものを選んで。さらに、シワ対策成分と言われている「レチノール」が入っているものが理想的です。
そこでおすすめなのが「THREE（スリー）」の夜用美容液。ブレンドされた精油が配合されており、甘さと深みが調和した香りが、心身、肌を緊張から解きほぐし、穏やかな気持ちで眠りに入ることができます。目覚めた翌朝には、キメと弾力のある肌に。レチノール誘導体やグリチルレチン酸の誘導体がうるおいとハリのある、健やかな肌へと導いてくれるのです。
ささない整顔バリ「KAOYOMI」の “セルフケアスティック”も併用を。骨格に押し当てるだけでツボを刺激し、筋肉の緊張をほぐして引き締まった感覚を取り戻してくれるスティックです。“01”は、眉間にフィットするハート型。顔の筋や骨格に深く心地よい圧を届けて、目もとをぱっちりさせてくれます。仕事中に疲れたときや、集中力が切れたときのリフレッシュとしてもおすすめ。イラッとしたときにさっと眉間に当てれば、眉間のシワも防ぐことができ、ツボ押しの心地よさにイライラもおさまる……はず…….。
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
Profile
奈部川 貴子
美容アナリスト・鍼灸師。「KAOYOMIサロン」主宰。ジャーナリストとして美容の最前線で肌に関する知識を深め、その後リフレクソロジーの資格や鍼灸師の国家資格を取得。顔に存在するツボ・反射区に注目し、顔のリフレクソロジーと鍼灸を融合した独自メソッド「ささない整顔バリKAOYOMI」を提案。
＠takako_nabekawa
