週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。

キャベツや白菜をみじん切りにして加えるのが餃子の王道ですが、この餃子にキャベツも白菜もなし! 肉のうまみを味わう水餃子です。びっくりするほど簡単ですが、シンプルな味でとってもおいしい。思い立ったらすぐに作れます。パクチーは、同じ分量のバジルやミント、春菊などにすると、また違った味わいになります。
餃子の皮は少し厚めのおいしいものを見つけてください。お好みで酢をかけたり、レモンやすだちを絞って食べるのがおすすめです。アツアツ、ゆげゆげをぜひ。
鶏とパクチーの水餃子
【材料(15個分)】
・餃子の皮 15枚
・鶏ももひき肉 200g
・パクチー 50g(1束)
【調味料ほか】
・塩 小さじ1/2
・ごま油 大さじ1(なければほかの植物油で。)
・こしょう 少々
・水 800ml
・酒 大さじ3
・醤油 大さじ1
【レシピ】
1.ボウルに、ひき肉と塩を入れてよく練る。パクチーを小口に切り加える。ごま油、こしょうも加えて、さらによく練る。
2.餃子の皮に1を包む。1枚に、大さじ1.5くらい(多め)を包む。縁に水をつけてまずふたつにおって、縁をしっかりとめて、両側を手をつなぐようにくっつける。
3. 鍋に、水、酒、醤油を入れて、沸騰したら、2を入れてゆでる。浮き上がってきたら、そのまま2分ほどゆでるとよい。好みで酢やラー油をかけて。
※餃子のゆで汁は、じゃがいもをゆでたり、青菜をゆでるのに使うと、ほんのり味とうまみが入りおいしいので、その日のうちに再利用してください。
Naoko’s comment
りこさん、今日餃子にしようと思っていたから、すぐやりますー! 実は自宅では焼き餃子しかやったことがなくて。息子は焼きが好きだから、両方やってみようかな♡ビール様に合うなあ!
Profile

山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。旅好きで、最近は特に台湾ラブで、この6月には新刊「台湾オニギリ」(主婦の友社)を刊行。台湾の“ごはんもの”レシピがずらっと並び、お子さんと作れる“新しいオニギリ”が楽しい本。台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)と合わせてお楽しみください。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
Instagram @yamawakiriko