週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。

先週から地味めなザ・おかずをご紹介していますが、案外こういう一皿がほっとしたりしませんかー。
半袖に向けていろいろ気になってくる時期でもあるので、今週はカロリー控えめ、常備菜にもなる白滝をつかった1品です。
あくがぬいてあると書いてあっても、あくぬきのひと手間をかけると、ぐっと美味しくなります。うまみはちくわから。さつま揚げを刻んでもOK。冷蔵庫で4日ほど保存可能です。
白滝とちくわ、ピーマンのさっと煮
【材料( 作りやすい分量)】
・白滝 1袋(180gほど)
・ピーマン 2個(写真では2色使っています)
・ちくわ 2本(50~60g)
【調味料ほか】
・植物油 小さじ1
・酢 小さじ1
*酒 大さじ1
*醤油 小さじ2
*砂糖 小さじ2
【レシピ】
1.ピーマンはへたと種をとり薄い輪切りにする。ちくわは斜めにうす切りする。
2.白滝は、食べやすい長さに切る。鍋に熱湯を沸かし、白滝を入れて、再び沸いたらざるにあげて水けをしっかり切る。その鍋に、植物油を入れて白滝、酢を加えて炒める。
3.じゃじゃっと音がしてきたら、1と*を加えて、ざっくりまぜあわせ、少し火を弱めて、煮汁が8割方なくなるまで煮詰める。火を止めてそのまま冷ます。
※冷めて、白滝が煮汁をすっかりすってからが美味しいです。お弁当にも。
Naoko’s comment
白滝ー!!! 大好きな食材。うちの夫も笑笑。白滝好きなベネズエラ人。たしかにお弁当にしても良いし、食べるラー油とかプラスして、味変しても良さそう。
Profile

山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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