週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。

この季節、日本料理屋さんや居酒屋で出合う、とうもろこしのかき揚げ、揚げ物はしたくない、かもしれませんが、揚げたてが何よりごちそうなので、挑戦してみませんか?
お玉に欲張らずにいれて揚げ鍋にするっと落としたら、しばらく触らないのがコツです。赤玉ねぎと組み合わせると色鮮やかに。
とうもろこしと玉ねぎのかき揚げ
【材料(2,3人分)】
・とうもろこし 1本
・赤玉ねぎ 半個 (普通の玉ねぎでもOK)
【調味料ほか】
*卵黄 1個分
*冷水 大さじ2
・小麦粉 カップ1/2 ほど
・揚げ油(植物油) 小鍋に2cm分ほど
【レシピ】
1. とうもろこしは実をこそげとりボールに入れる。玉ねぎは7mmのくし形の薄切りにし、同じボールに入れる。
2.*をよく混ぜ合わせ1に加えさっくりと混ぜる。ここに小麦粉を3,4回に分けて加える。あまり混ぜ込まずに、全体がつながってきたらOK
3.鍋に揚げ油を入れ、180度まで加熱する。(菜箸を入れて細かい気泡が上がってくる状態)。2をお玉にとって、優しく油に入れる。はじめはそのまま触らず、周囲が上がってきたら返す。箸で持ち上げられるくらいからっとあがったら、網かペーパーにのせ油を切る。
Naoko’s comment
まさに知りたかった情報です。毎年のくだりですが、とうもろこしがたくさんあるんです。はい、ふるさと納税のおかげ(笑)。このレシピ、速攻で長女に送りました。きっと今晩作ってくれるでしょう♡
Profile

山脇りこ
料理家。最新刊は「50歳からのごきげんひとり旅」(大和書房)。50歳からゆるりとはじめた、自分を満たすひとり旅について綴った初の書下ろし本。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。「きょうの料理」「あさイチ」(NHK)などのテレビ、ラジオ、新聞、雑誌で家にある調味料でできて作りやすく、気取りすぎない、食べあきない家庭料理を紹介している。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、『いとしの自家製』(ぴあ)、『明日から、料理上手』(小学館)、『1週間のつくりおき』(ぴあ)など著書多数。
Instagram @yamawakiriko