
札幌の奥座敷、と言われる定山渓にお邪魔していました。近くに札幌国際スキー場があります。私のように「スキー歴は長いけれど、ブランクも長い」婦人には、とても滑りやすいゲレンデで、毎日降り積もる、ふわふわのパウダースノウを感じながらスキーを楽しんでいました。前回スキーをしたのは、おそらく10年前くらい(笑)。もちろん、スキーウェアもスキー板も持っているわけもなく、スキー場で借りたのですが。
1日目は、ものすごく地味な上下。黄土色のパンツにネイビーのジャケット。まあ、嫌いな色合わせではないし、いつもとあまり変わらないかも――と家族もニコニコしていましたが。
2日目は!!!! カウンターのマダムが用意してくださったのは、ピンクのハイビスカスが咲き乱れる、アロハシャツのようなジャケットに、小豆色のパンツ。マヤと一緒に並んでいたのですが、出して頂いたときに、2人で思わず「あ」と言葉が出てしまいました。マダムはにっこり笑って「街では派手かもしれないけど、ゲレンデでは映えるわよ~~。楽しんで!」と。「そっか」と思い着てみたら、夫も息子も大笑い。ウェア自体、かなり年季が入っていて、かついつも着ない柄、色合わせだったからでしょう(笑)。なんか、こういうの良いですよね~。旅ならではのハプニングでコミュニケーション。風が強く寒い日だったので、ニット帽、フェイスマスク、借りたゴーグル(ゴーグルはスポーティなタイプの蛍光オレンジ)で、意気揚々と滑りました♡
楽しかった旅ももうおしまい。スキーをしたり温泉に入ったり、家族でトランプをしたり、夫と深酒したり、たくさん喧嘩したり仲直りしたり(ある喧嘩はまだ終わっていない(笑))、忙しいステイでしたが、楽しかった♡ そうそう、2年前の年末は、ボラカイ島にいました。パンデミックの直前。去年は、もちろん東京の家で。

毎年毎年、過ごし方は違うけれど、家族全員で過ごせるタイミングも、あと何回か。2021年もあと数日、大事に大切に。
大みそかもアップしますので、またこの場所でお会いしましょうね。