週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。

旬の新玉ねぎと新じゃが芋を、しんなりと蒸し焼きにします。焼き色がついてキャラメリゼされた玉ねぎの甘みに、紅ショウガのすっきりした塩味がアクセントに。食べあきないシンプルな一皿ですが、ボリュームアップしたかったら、卵を加えてみてください。ごはんにのせて丼にも、意外にトーストにも合います。
新玉ねぎと新じゃがいもの紅しょうが炒め
【材料( 作りやすい分量)】
・新玉ねぎ 1個(200g)
・新じゃがいも 2個(200g)
・紅しょうが 40g
【調味料ほか】
植物油 小さじ2
塩 ふたつまみ (小さじ1/3)
日本酒 大さじ1
【レシピ】
1.新玉ねぎは半分に切って、くし形の薄切りにする。じゃがいもはたわしなどでこするように洗い、半分に切って薄切りにする。
2.フライパンに、植物油をひき、中火にかけ、新玉ねぎを全体に広げて入れ、その上に、じゃがいもを広げて入れる。塩と、酒を回しかけて、蓋をして、6,7分蒸し焼きする。

3.ふたを開けて、底からざっくり混ぜ玉ねぎはしんなりしている、紅ショウガを加えて全体を炒め合わせる。
Naoko’s comment
まあああ、美しいひと品。へー、へー←嬉しい驚き(笑)。肉じゃがやカレーライスで使い切れなかったじゃがいもと玉ねぎを、こんな形でアレンジできるんだ! これもやってみたいな。いつも、目にも舌にもごちそうさまです♡
Profile

山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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