
ロンドン→ミラノ→カプリ島の旅程で、もっとも「いざというときに役に立った」のが、レザーのライダース。
ブランドはですね。昨年購入したCOACHです。野球のグローブに着想を得て、グラブタンレザーでスタートした、世界的なブランドですが、実は、ライダースも「名品中の名品」なのは、実は知られていません。羊革を使用し、滑らかながら、しっかりとした重量感のあるライダースは、本格的な仕様で、ワンピースやスカート——といった、女性らしいアイテムとも相性が良いのと、「初夏なのに寒い」「冬の終わりなのに暖かい」といった、季節のつなぎ目をきちんと橋渡ししてくれます。リベットもシルバーで、軽やかな印象です。

今回の旅、体感日本の2月の終わりくらいのロンドン。ちょうど東京と同じくらいの気候のミラノ。そして、昼は日本の7月くらい、夜は3月くらいのカプリ島と、あまりに個性的な3都市を巡る旅行には、ライダースはぴったりでした♡
ワンピースの上に羽織ったり。ニットとスプリングコートの間にはさんだり。カーディガンのように持ち歩いたり。

レザーなので、使えば使うほど味が生まれ、自分の皮膚や体温に近くなってきます。旅先でもたくさん着て、くったりとしたニュアンスを出したいな、と改めて思いました♡