昨日は母の日でした。ヴァレンタインデー、ひな祭り、子供の日、母の日、父の日に始まり、本当に記念日、季節の行事が多い(笑)。チョコレートや柏餅、カーネーションが飛ぶように売れるのは、経済効果として高いのはわかるのですが、結構、この行事はジェンダーやその人のバックグラウンドに寄るところが多くて、少し複雑になってしまうのも確かです。
母の日。すべての人は「お母さん」から生まれているわけで、そのお母さんに感謝をし、ねぎらうのはわかるのですが、なんかイベント化するのもなあ。SNSには、Happy Mother’s Dayのフレーズが並ぶし。すべての、頑張っている人へ~~と私は捉えています(笑)。ちなみに我が家は、「何が良い?酒?」と、よくわかった長女の声掛けにより、飲んでみたかったピノノワールをプレゼントしてもらいました。まあ、半ば、私が「くれるなら酒が良いな」と強制的にリクエストしたからなのですが。
母の日、というタイトルなので考えてみると、母親になって23年。WOW。そんなに経ったか。こんなに母業をやっているのに、なかなか上達せず。未だ「子育てって楽しい」とは正直思えない(笑)。だって、大変なこと、難解なこと、理解不能なこと、悲しくて辛いことも多いからね。子供と共に生きることによって、きっと、私は何かを学ばなくてはいけない、気づかなくてはいけない――と、今では、修行だと思っています。
だからこそ、目を背けず、逃げずに。ただし、同時に思うのは、子供たちとの時間は、究極のリラックスタイムであり、愉快であり、癒しであるということ。成人を18歳だとすると、5年後、子供たち3人がすべて手を離れます。その時にまたどう思うのか。毎日、いなし、慰め、励まし、喧嘩し、理解し。日々、是修行です(笑)。
すべての頑張っている人へ。
お疲れ様、本当によくやっている!