Everyday happy大草直子の毎日AMARC

2022.05.08

40歳と49歳の私―― おしゃれ更年期とのつきあい方

デコルテはそげ、頬もシャープに。首の印象は、完璧にマダム。ワンピースの私は、若さ以上成熟未満(笑)。
STYLING ITEM
ジャケット/セリーヌ パンツ/ドゥーズィエムクラス バッグ/ディオールトートバッグ/OPAQUE.CLIP パンプス/ジャンヴィトロッシ

毎年重ねる年齢や、そのときのコンディション、取り巻く環境で――「自分」もそれを包むおしゃれも、少しずつ形を変えます。昨日と同じ、はありえなくて、だからこそ、積み重なる変化に驚いたりするタイミングもあります。

私の場合は、39歳の時、45歳の時、48歳の時。大きな変化が現れたような気がします。首に映る深い影は私をたじろがせたし、サイズは変わっていないのに、二の腕の後ろが柔らかくなったことに憂鬱になったし、髪が細く弱気になったことに、自分も弱気になったりして。その都度、似合うものを探し、変わった外見と折り合いをつけ、もちろんメンタルが変わりゆく様も受け入れ。こうした作業をコツコツとやることで、「ああ、やっぱり自分で良いんだ」と思い至ります。いわゆるおしゃれ更年期と向き合うことは、自分の外見や中身ととことん向き合うこと。1つ1つ、確認して、許して受け入れることなのだなあ。あ、そして実は、ちょとずつ「自分を好きになる」作業だと感じています。

バナナ リパブリックのイベントに出演する舞台裏(笑)。マヤがまだ2歳!

この写真は、9年前の今。40歳です。39歳のときに発見した、首や顔の影(今見ると、本当にささやかな影(笑))にびっくりして、なんとか折り合いをつけたときですね。顔も、デコルテもまだぱあん、と張っていますが、その若さに、49歳の私の心がざわつくことはありません(笑)。

だって、たくさんの給水ポイントを経て、「今の自分」が好きだ、と思っているから。

そのために何をしたかと言うと。

✓適度に身体を動かし、肉体と心の可動域を広げる

✓30代の頃に似合っていたブランドと決別する

✓スキンケアをエイジング用に替える

✓シャンプー&コンディショナーに投資する

✓ジャケットにはお金をかける

✓メイクは少しずつ引き算する

✓ジュエリーの力は足し算する

こんな感じかな。49歳の今、年を取るのは素敵よ――と言うのとは違うけれど、「変わる自分」を面白がる、みたいな心境です。このTIPS、きちんと記事化すべきね(笑)。

GW最終日、みなさま、素敵な週末を。あ、あと、HAPPY MOTHER’S DAY。お母さんも、そうでない人も。すべての、「頑張って今を生きているあなた」へ――。

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