AMARC magazineでも取り上げた「ディテール美容」。たくさんの情報を詰め込むのではなく、まずは概念を、と企画したページでした。インスタグラムのコメントにも「あのページが良かった」とメッセージを頂いた、AMARCらしい美容のページだったな、と思っています。
そう、インテリアでもおしゃれでも。ディテールの積み重ね――全身の、全体の印象は、意外と部分部分が支えています。例えば、襟周りを指す「Vゾーン」や、レッグウェア・靴・ボトムスで構成する「Lゾーン」。ここが個性的だと、着こなしは個性的になるし、エレガントだと、その人自身のイメージもエレガントになります♡
先日の私のVゾーンとLゾーン。まずVゾーンは、ウール仕立てのマスキュリンな、どちらかと言うとドレッシーなダブルのジャケットに、薄いニット。ロロ・ピーアナ×藤原ヒロシ氏のカシミヤストールを。白でプリントされたロゴと、大きく編んだフリンジでドレスダウンさせました。小さく巻く、というより、白文字とフリンジを生かしたかったので、二つ折りにして首の周りに。パールのピアスで白をリフレインし、そしてジャケットの内側がラフになりすぎないよう、レザーのベルトをオン。イメージは、ジャケット姿のイタリアのおじさま。ドレッシー、カジュアル、ストリート、エレガント――そんなイメージを、Vゾーンに凝縮させました。
そしてLゾーン。冬ならではの素材、色をプラスしていくのが、この時期の楽しみです。この日はどうしても、ライムイエローのパンツをはきたかったので、足元のチョイスは既に決まっていました。黒のソックスだと強すぎるし、白だと明るすぎる。サードマガジンのコンクリートグレーしかない! 靴は、同じ「グリーン」が共通項、けれど色がかなり沈むベロア素材のマノロ・ブラニクのハンギシに。コンサバでもなくモードでもなく、私的には「ネオコンサバ」のLゾーンになったのではと、くふふと一人笑い(怖い(笑))。
ディテールに女性像や気分など、情報を詰め込むと、ほかのアイテムは「超普通」でも良いのも、部分にこだわる理由です。そのうち、このディテールのスタイリング、どこかでしっかり取り上げたいな、と思っています♡
新しい1週間が始まりました。師走まで文字通り走り抜ける、そんなスケジュールになりそうです。どうか、身体と心を大事にね。
そう、昨日。プレミアム会員の方限定の、「今日も一日おつかれさま」を担当してくださっている、僧侶の3人。木原さん、横山さん、玉置さんとのオンライン茶話会を開催させて頂きました。参加してくださった会員のみなさま、ありがとうございました。僧侶のみなさまとも、オンラインではありますがつながれて、直接お話を伺うことができ、本当に感謝しかありません。参加者の方々が、悩みやモヤモヤを吐露してくださり、今後のAMARCの在り方を改めて考えるきっかけになりました。安心で安全で、リラックスできる――そんな場所にしたいな、と強く思います。