友達、いますか? こう聞かれたら、次のように答えます。「います。少ないけれど大切な友人がいます」
大人同士のリレーションシップは時に難しく、そこに嫉妬やマウンティングや。子供を介して、だったり、男女だと恋愛感情が生まれたり……。なかなかに、複雑で難解。だからこそ、大人になって生まれた友人関係は、愛おしく大切で、温かなのですが。この状況を考えなくても、私、実はプライベートは、結構クローズドかもしれません。決まった人と決まった場所でごはんを食べるのが好きだし、実は電話も苦手。大人数での旅行などは絶対に無理。そう、明るくオープンに見えるけれど、結構プライベートな人間なの。
家族の結束も固くて、会社のスタッフたちは、私にとっては既にファミリーのよう。こうした、普段を過ごす温かな人たちがいるから、余計に友人との時間は、とても狭くクロースなものなのかもしれません。少し話が逸れますが、大人が感じるストレス、もしくは心配事の1位が、「人間関係」という、あるデータを見てびっくりしましたが、多くの人が、会社や地域やコミュニティ、もしかしたら家族――という集団の中で、人との付き合い方や関係性でストレスを感じている。できるだけ、それを感じていたくないので、同じ気持ちで付き合える人だけを大事にしています。例えば、6歳の頃から同じ学校に通う女性や前の職場で仕事をした彼女、ほとんど変わらない友人たちが、私を温かい気持ちにさせてくれるのです。
今、YouTubeが公開されていますが、スタイリストの望月律子さんも、大事な友人の1人。ほか、三尋木奈保さん、青柳有紀さんを加えた――の4人組は、私にとっては珍しい「同じ業界の友人」。仕事の大変さはお互いに理解できるけれど、あまり細かな話はしません。もちろん互いをリスペクトこそすれ、嫉妬もなし。会うと、何を話しているのだろう(笑)。覚えてないくらい、どうでも良い話。